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登録日:2022/08/06 Sat 16 57 20 更新日:2023/08/22 Tue 07 36 04NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 きょ・う・じゅのテーマ アラサー アルジャーノン キドラント ダンス ツヴァイク トラブルメーカー トレード ナハトズィーガー バーニィ マコ マッドサイエンティスト ミュージカル ムクチャー リヒトズィーガー ロマサガ ロマサガ3 ロマンシング サ・ガ 三十路 何故かなかなか立たなかった項目 奇面草 専用BGM 教授 教授のダンス 教授の館 濃すぎるキャラクター性 術戦車バトル 西の森 そう、私が教授よ。 そう、私は天才、私は万才、私は3・・いえ、私は20才 帰ろう。 教授は、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」の登場人物である。 【概要(ひととなり)】 名前:不明 性別:女性 年齢:3・・いえ、20才 職業:教授(自称) 住所:ツヴァイクの西の森 外見はウェーブのかかったロングヘアにボディコンのような服装。 本人曰く「頭がいいだけじゃなく、最高の美しさ、完全なプロポーションをも備えるナイスバディな美女」であるらしい。 エキセントリックな言動が目立つが頭脳のほうはホンモノで、様々な発明をしているのだが…… 【大テンサイきょ・う・じゅ】 教授はツヴァイクの西の森の奥にある館に住んでおり、訪れた主人公と対面することになる。 初対面のシーンでは専用BGM「きょ・う・じゅのテーマ」とやたら気合いの入ったアニメーションのダンスで自分のことを大仰に称揚し、主人公にあきれられる。 だが話はこれで終わりではなく、教授は帰ろうとする主人公を引き止める。 曰く、飼っていたペットが逃げ出してしまったので捕まえてきてほしいとのこと。 ペットはぜんぶで4匹いて、西の森に現れる精霊系の敵シンボルに接触すると戦闘になり、倒せば捕まえることができる。 内訳は以下の通り。 VS. 教授のペット マコ:猫のようなリスのようなアライグマのような動物。主に体術で攻撃してくるがHPは低い。 バーニィ:時計を持ったウサギのような動物。体術のほか、凝視やサクションのような補助技も使ってくる。 奇面草:植物系モンスターのスパイダーローズに似ているが、花の部分にふたつの目と大きな口がある。トゲによる刺突系の攻撃や、凝視や催眠を使ってくる。こう見えて実は獣タイプのモンスター。 ムクチャー:翼のないドラゴンのような動物。戦闘開始時には必ず寝ているが、この時点ではHPがかなり高く、尾撃や高温ガス等の高威力な攻撃をしてくる。 捕まえたペットを教授のもとに届けると、お礼に熱いキッスをもらえる。それだけ。 ところで、逃げ出した教授のペットのことはツヴァイクの町でも「西の森に変な動物が出る」とうわさになっている。 とくにパブにいる男はこれにご執心で、捕まえてきたら買い取る、と主人公に持ちかけてくる。 ペットを捕まえたら教授ではなくこちらに持ち込むことでオーラムを得ることができる。 値段の交渉も可能だが、吊り上げるたびにがめつさが上がりあまり吊り上げすぎると怒って買い取ってもらえなくなる。 4匹の値段を最大まで吊り上げれば合計5625オーラムを稼ぐことが出来る。 【大テンサイきょ・う・じゅふたたび迷惑をかける】 捕まえたペットすべてを教授に返すと、じつは逃げ出した動物がまだいることがわかる。 それは「アルジャーノン」という名前のネズミで、教授の手により高い知能を持たされている。 教授はそれには愛着がないようで、別に探してくれとも頼まれないのだが…… 教授の作品は、他の人々にバッチリ迷惑をかけていた。 逃げ出したアルジャーノンはキドラントの村の近くに住み着き、ネズミの大群を率いて村を荒らし回る。 村の人々には怪物として認識されており、村人や旅人を生け贄に捧げなければならないところまで追いつめられていた。 主人公は騙されてあやうく生け贄にされかけるも、村娘のニーナの助けでいけにえの穴を脱出する。 村を脅かす怪物の正体はネズミの群れであったこともわかるが、単体のモンスターならともかく、ものすごい数のネズミには普通の方法では立ち向かえない。 ここで教授の館を訪れると、教授はアルジャーノンがネズミの群れを統率しているだろうことを看破する。 そして、ネズミにはコレ、ということで「ねこいらず」というアイテムをもらえる(*1)。 VS. アルジャーノン ねずみの群れ キドラントに引き返し、いけにえの穴の最奥でボス戦に突入する。 戦闘中、ねこいらずの効果でねずみの群れに継続してダメージを与えられるようになる。 だが真に注目すべきなのはダメージの出ない場所。 アルジャーノンは他のネズミとは違ってねこいらずを避けるのだが、その行動によりアルジャーノンが群れの中のどこにいるかがはっきりとわかるようになったのだ。 アルジャーノンのいる場所に攻撃を集中し、HPを0にすれば勝利となる(*2)。 ともあれ怪物を撃破し、ニーナも救い出した主人公はキドラントの町長にお礼参りをしようとするのだが…… 【大テンサイきょ・う・じゅ三たび迷惑をかける】 アルジャーノンを倒し、キドラントの村は平和を取り戻した。 しかし、二度あることは三度あるのか、またしても騒動が勃発する。 アルジャーノン戦後に主人公がツヴァイクを訪れると、凶悪な面構えの車に跳ね飛ばされる。 これでHPやLPを減らされたりすることはないのだが、心臓に悪いし、毎度毎度ひき逃げされるのもうっとうしい。 そういうわけで心当たりがあるただひとりの人物を訪ねて(*3)、主人公は教授の館に足を踏み入れる。 …が、いつもはいるはずの教授がいない。これまで入れなかった奥へと続く扉に入れるようになっているで進んでいくと落ち込んでいる教授がいた。 教授が話したところによると、やはり暴走車は教授の作品であり、ツヴァイク公の依頼で製作していたスーパーウルトラデラックスファイナルロマンシングドラゴンマシーンがネジ1本を締め忘れたことにより暴走してハイパーゴールドラグジュアリーフルオートマチック真ファイナルヴァーチャルロマンシングときめきドラゴンマシーンとなってしまい、町や野山をかっ飛ばしているのだという。 このときの彼女はこれまでにない沈痛な様子なのだが、励まされて立ち直り、歌って踊りながら再起を宣言したのにあきれた主人公が帰ろうとするのを引き止めて主人公に暴走マシン「ナハトズィーガー」の破壊を依頼する。 これを承諾すると、主人公パーティーのうち最大3人が試作機「リヒトズィーガー」に搭乗し、ナハトズィーガーを追走することになる。 VS. ナハトズィーガー この戦いではパーティーキャラの他にリヒトズィーガーの行動を選択することができる。 最初はナハトズィーガーと距離が離れているので「エンジン全開」で距離を詰めることしかできないが、接近すればパーティーキャラの近接攻撃が届くようになり、リヒトズィーガーも「体当たり」で攻撃できる。 ナハトズィーガーは本体のほかに砲台である「ナーデルカノネ」「ヒッツェカノネ」が取り付けられている。主な特徴は以下の通り。 ナハトズィーガー:全体攻撃の体当たりや毒霧を使用する。エンジン全開もたまに使ってくるが、ほぼ無駄行動(*4)。 ナーデルカノネ:遠距離攻撃の針を使用する。HPは低めだが、無視してもあまり問題ない。 ヒッツェカノネ:遠距離攻撃の高温ガスを使用する。じつはナハトズィーガーよりHPが高い。 ナハトズィーガーのHPを0にすれば勝利。逆にリヒトズィーガーのHPが0になるとパーティが無事でもゲームオーバー(*5)。 戦闘中、HPが0になったキャラはマシンから落下してしまい復帰できなくなるので、回復は気持ち早めにしておこう。 勝利すると、教授からお礼に熱いキッスをもらえる。 【トレード】 トレードにおいて、教授の館を物件として買収できる(*6)。 取扱品目に「パトロン」があるので物件単体での収益性はよくないが、「情報」「ツヴァイク工房」の2つのグループ技に所属している。 また、教授の館を初めて買収したとき、かけひき技の「教授のダンス」を習得できる。 教授直伝のダンスで人々の気持ちを動かす……らしい。 【余談】 作品内外で教授と呼ばれている彼女だが、現実世界の教授のように教育者として活動している描写は一切ない。 アルジャーノンの元ネタは、小説『アルジャーノンに花束を』に登場するハツカネズミである。 ナハトズィーガーおよびナーデルカノネ ヒッツェカノネ、リヒトズィーガーはいずれもドイツ語であり、意味は以下の通りである。 ナハトズィーガー:夜の勝者 ナーデルカノネ:針砲 ヒッツェカノネ:熱砲 リヒトズィーガー:光の勝者 教授が居住しているツヴァイクは気候が寒冷で、トレードにビール関係の物件があるなど現実世界のドイツとの共通点が見受けられる。教授のキャラ付けも科学力自慢のドイツ人キャラからきているところがあるのかもしれない。 イベントや戦闘で使われている専用BGMの印象が強い。特に初登場のシーンで流れる「きょ・う・じゅのテーマ」、ナハトズィーガー戦の「術戦車バトル」は人気の高い曲である。ペットを捕まえるときの戦闘曲も他の場所では聴くことができない。ねずみの群れとの初戦時も含めれば、教授関連で4つも専用BGMをもらっているということになる。 サガシリーズ25年周年作品となる「インペリアルサガ」では、ネジを一本締め忘れただけでなく、燃料を間違えて「スーパーナハトズィーガー」になるという、さらなるやらかしをしている。汗ところがそれが序の口なのが本作。天才頭脳に着目したブラッククロスに拉致されれば逆にブラッククロスを心配される事態になり、密室の基地で毒ガスを生身のまま生成・そのまま噴射してしかも本人は知らん顔。挙句に組織の技術を盗んで持ち帰り、怪生物を量産した結果は教授1人で世界が滅びるというありえない事態に…。なのに肝心なところで役に立つ活躍もしているものだから、周囲は割り切ることができず今日も彼女はわが道を行く。 続編「インペリアルサガ エクリプス」では悪人じゃなければ新天地に住む許可を神々の眷属から与えられるところからスタートするのだが、こんな経歴なので審査をパスして許可が与えられてしまう。結果、再び暴走車を駆り出したり、大破して分解されればパーツを自分の衣装に取り付けて生身のまま自分自身が暴走車になったり、そのかどで収監されても必ず脱獄して「アンチェインド」なる渾名を付けられたりと、トラブルメーカーとしての地位を不動のものにしている。 追記・修正は、ぐるぐるとおどってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] キャラ自体は好きだけどアルジャーノンの件で町長だけ責められるのはあまりに理不尽 町長はむしろ被害者なのに -- 名無しさん (2022-08-06 17 20 42) モデルはドットデザイナーの大御所で知られるスクエニの渋谷員子女史。当人はここまでエキセントリックではないと信じたいが -- 名無しさん (2022-08-06 17 52 35) 他の仲間よりずっと仲間になりそうなんだけどならない -- 名無しさん (2022-08-06 21 09 11) 原作の時点でこれなのにインサガだと他のサガシリーズとのクロスオーバーのおかげでまさに水を得た魚というか鬼に金棒というかなもうやりたい放題の活躍ぶり -- 名無しさん (2022-08-06 22 18 17) ペットのバーニィはリユニでケモショタになったり女体化してウサ耳少女になったりしてたね -- 名無しさん (2022-08-07 00 42 52) スピンオフやクロスオーバー系を完全無視した記事なので、大昔に立った記事なのかと思ったわ。つい最近立った記事でここまで割り切ってるのは今時希少ですらあるね -- 名無しさん (2022-08-07 01 36 35) ↑推測も入るが、インサガ等以降まで追ってるコアな層とwiki籠りは中々重複しておらんようなのだ… -- 名無しさん (2022-08-07 06 36 26) エンディングでのツヴァイク公をあれは誘惑してたのか? -- 名無しさん (2022-08-07 10 45 02) ナハトズィーガーがドイツ語でスーパーウル(ryは英語なんだな -- 名無しさん (2022-08-07 14 36 24) ロッキー羽田並のネーミングセンス… -- 名無しさん (2022-08-07 21 34 24) ソシャゲの内容まで網羅しないと項目立てちゃいけない、とは言えんよ。というか、サービス終了すると内容確認できなくなるソシャゲとwikiの相性が悪すぎる -- 名無しさん (2022-08-08 10 05 10) RSだと銃使い。銃使い? -- 名無しさん (2022-08-08 17 08 11) 最近はガチャ係の人 -- 名無しさん (2022-08-09 09 42 12) スーパーウルトラデラックスファイナルロマンシングドラゴンマシーンじゃねーか完成寸前だったのになオイ、通称:ナハトズィーガー 、教授のうっかりでハイパーゴールドラグジュアリーフルオートマチック真ファイナルヴァーチャルロマンシングときめきドラゴンマシーンになってしまいアビス攻略に役立つ事も無く破壊された悲しき戦車 -- 名無しさん (2023-02-10 21 03 16) 教授関連のイベントは、ペット騒動→それなりの金を狙えるが苦労に見合わない、キドラント→穴の宝くらいしか恩恵が無く(その内容もいらないアイテムばかり)苦労に見合わない、術戦車騒動→報酬皆無、と関わっても全くと言っていいほど旨味が無いっていう -- 名無しさん (2023-05-21 14 19 41) 名前 コメント
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登録日:2009/05/27 Wed 03 08 00 更新日:2024/05/17 Fri 05 26 13NEW! 所要時間:約 33 分で読めます ▽タグ一覧 LoV ウォンウォン… クジンシー コメント欄ログ化項目 コラ素材 スービエ ダンターグ ダンターグめ! トラウマ ノエル ボクオーン ラスボス ロックブーケ ロマサガ ロマサガ2 ロマンシングサ・ガ2 ロマンシング佐賀 ワグナス ワグナス! 七人組 七英雄 佐賀県 元人間 古代人 変人軍団 山手線 所要時間30分以上の項目 杉田智和 田澤利依子 英雄 近藤浩徳 ……七英雄の伝説…… 数多くの悪しき魔物を倒し 世界を救い、その後 いずこかへ消えた…… クジンシー、スービエ ダンターグ、ノエル ボクオーン、ロックブーケ ワグナス いつの日か、彼らは戻ってきて 再び世界を救うのだという…… 世の中が乱れる度に、人々は 伝説を語り、救いを願った。 しかし、平和が訪れると…… 伝説は忘れられた…… 人の世の興亡はくり返す。 安定した国々による 平和な時代が終わり、 分裂と闘争の時代が始まった。 「この町にもいつモンスターがやって来ることか……」 「七英雄さえ帰ってくれれば……」 七英雄の名は ふたたび 語られ始めた そして、彼らは来た ……だが 1)ロマンシング サ・ガ2に登場する敵集団。 ◆概要◆ 七英雄はかつて魔物の手から『人々』を救い、英雄と呼ばれていた七人の勇者達である。 名前をそれぞれ、クジンシー、スービエ、ダンターグ、ノエル、ボクオーン、ロックブーケ、ワグナスという。 彼らの名前が伝説となった後世。 バレンヌ帝国が版図を広げる過程で、七英雄の一人クジンシーを名乗る人物が帝都を強襲し、皇太子のヴィクトールを殺害する。 かつての英雄がなぜこのような暴虐を行うのか。彼らはなぜ変わったのか、そもそも彼らは本物の七英雄なのか。 疑問を抱く余裕もなく、皇帝レオンはクジンシーに弔い合戦を挑む。 ここから、帝国と七英雄の長きにわたる戦いが始まるのである。 彼らはモンスターと同化する能力を用いて、モンスターの能力(時にはその弱点すら)吸収して戦った。 しかし現在はとある理由(後述)から人々を襲う魔物と化してしまった。 モンスターの力を吸収した彼らは、一部を除きおよそ人とは思えない異形の姿に変貌しており、 数えきれないほどのモンスターの力を吸収した彼らの力は通常のモンスターとは比較にならない。 (中には、諸々の理由から進化した方が弱い方々もいらっしゃる。最も有名なのはノエル兄さん) ロマサガ2本編では、年代が年単位で推移してクリアまでに1000年くらいは余裕で経過するというシステムを活かし、 七英雄たちも、この年代やイベントが進むにつれて吸収したモンスターの数が増えていったという設定で、登場する姿が変わっていく。 ……と言う事になっているが、実は過半数となる4体の七英雄は、皇帝のHPによって形態が変化する。詳しくは後述。 ゲームでは、この七英雄を完全に倒すことがプレイヤーの最大目的である。 なお、七英雄の名前の元ネタはJR山手線の駅名である。 名前を逆から読むと分かるだろう。 注 山手線に大久保は無い。あるのは新大久保である(*1)。間違えやすいので注意。人形使いとの約束だよ。 あるイベントで彼らが人々を襲う理由を知ることができる。 気になる人はゲームをプレイしよう。 その強さと敵ながら個性や印象が強烈であるため、RPGのボスの中ではかなりの人気を誇る。 佐賀県とのコラボ企画「ロマンシング佐賀」でも佐賀県の名産品やイベントを模したアレンジ版でよく出てくるし。 ◆七英雄の紹介◆ ◇リーダーのワグナス 「それは失礼した。だが、もう楽しませる時間がない。君の短い人生もこれでタイムアップなのだ。さらばだ、皇帝」 CV:杉田智和 職業:教授 趣味:登山 血縁:スービエのいとこ 吸収の対象:飛ぶもの全て 夢:英雄になる 目的(現在):天空より見下ろす神に 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) 七英雄のリーダーで、親友のノエルと同化の法を改良した。プロフィール全体を見るに、昔から強い上昇志向があったらしい。 空飛ぶ要塞、浮遊城を所有しており、基本的にそこから動かない。つまり引きこもりである。 ただしある目的から人類を脅かしてはいるため、イベントを進めると自然と皇帝に狙われることとなる。 女性的な外見をしているが男である。 (しかしグラフィックに胸はあるので、女性タイプの多い妖精系モンスターなどと同化した結果両性具有になったのだろう) ちなみに浮遊城の最奥まで行くとワグナス様直々にお出迎えしてもらえ、 「わが浮遊城へようこそ! ここまでは楽しんでいただけたかな?」 というセリフとともに以下の選択肢を選ぶことができる。 十分楽しんだ ぜんぜん楽しくない もう帰る もちろん上2つはそのまま戦闘に突入するが、 なんと『もう帰る』を選択すると、何故か背中に乗せて浮遊城から帰してくれる。 やだ、ワグナス様ったらステキ/// メタ的には徒歩で帰れないからなのだろうけど、サービス精神旺盛なお方である。 得意技は『サイコバインド』 全体攻撃の上に食らった人間がマヒする術、じゃなくて「飛び道具」。 そのため状防御を上げればダメージは減らせるので防具はそれが高いものを優先して選ぶ。最強の状防御32を誇る「魔石の指輪」の出番である。 なおドロップ限定盾で回避できることもある。ウインドカッター対策に射防御も上げておきたい。 ライトボールで暗闇にし、攻撃を外させまくり プリズムライトで混乱させるといった搦手を得意とするいやらしい敵。 もっともおそろしいのがサイコバインドを上回る火の合成術による攻勢で、前作のイフリートを思い出す破壊力である。 しかもこれらは全体攻撃であり、回復がとても追いつかないし、死者が出て陣形が崩れっぱなしなのは問題である。 可能ならば火と地の合成術「炎の壁」を、陣形の素早さボーナスが得られる位置に置いた素早いキャラに持たせておきたい。 火術のセルフバーニングなどで対策してもいいが、その場合覚えたキャラが相反する水術の状態回復術・元気の水を使えなくなる。 しかしワグナスは撃破後の収入が七英雄中最大な上、アバロン新市街の建設や忘れられた町に行くための条件でもある そのため早期攻略したほうが効率が良く(少なくとも最後に残すのだけは避けたい)、レベルが足りなくなりがち。 そのため戦術的にも戦略的にも七英雄中最強となる。 なおワグナス以外の七英雄を全滅させると浮遊城には行けなくなってしまう。 「七英雄は最強。その中でもワグナスが最強なのだ」 自分で言うだけはある。さすがリーダー……。 セルフバーニングで攻撃の半分を無効化できるもののサイコバインドのダメージが高いため ダメージを1/2にするムー・フェンスがあったほうがよい。 これで苦戦しつつもなんとか低レベルで撃破することができるだろう。 なお、第二形態のほうが火力は全体的に上がるが攻撃属性が偏っているので対策した時とそうでない時の落差が激しくなる。 ちなみに冷気に弱いのでロマンを重んじるならイーストガードあたりであの乱れ雪月花をお見舞いしてやろう(まあ結局は「無明剣」のほうがダメージは高いのだが……)。 LoVⅡでは特殊技『サイコバインド』を使用し、 プレイヤーに七英雄は最強、その中でもワグナスが最強である事を思い知らせた。 『七英雄は最強、最強なのだっ!!』 LoVⅢでは範囲攻撃持ち大型ディフェンダーとして再登場。 超覚醒アビリティ『サイコバインド』で範囲攻撃+速度低下が可能。かつてはコストに対してステータスが心許なかったが、何度かの上方修正を経て高火力に。 「ロマンシング佐賀」では最初は唐津城と唐津くんちの紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版ではバルーンフェスタ仕様で登場。 名前の由来は水族館でお馴染み品川。 ◇その同志ノエル 「皇帝陛下ですね? 私は七英雄の一人ノエルと申します。妹ロックブーケのカタキです。殺らせていただきます」 CV:杉田智和 年齢:ロックブーケの2つ上 趣味:天体観測 血縁:ロックブーケの兄 吸収の対象:その道の達人すべて 目標(過去):新たな知識で種族に貢献 目標(現在):全宇宙の知識を得る 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) +ロックブーケを倒していると、どちらの形態でも行動パターンが変化する ワグナスの親友でワグナスと共に同化の法を改良したナンバー2と目される男。プロフィール全体を見るに、今も昔も知的欲求旺盛な男である。 妹のロックブーケを大切に思っているシスコン。 常に冷静で紳士的な態度であり、敵対以前に人類を苦しめる気すらないが、 自分が調査のために送り込んだモンスターが、想定とは違い周辺住人を苦しめ「ノエルの部下」と喧伝しているため、人類の敵と認識されている。 しかし実情を本人が知るとすぐに人類を苦しめたモンスターの粛清と撤退に舵を取り、七英雄で唯一話し合いで解決できるどころか、非を認めて許しを請う場面まである。 (現代の価値観ではそれだけでは保障として足りない気もするが、作中では少しでも責任を取ること自体非常に珍しい) 更に戦闘を仕掛けた上で逃亡しても見逃してくれる程に寛大でもあるのだが、 流石にロックブーケを倒していると、上記の台詞と共に、問答無用で襲い掛かってくる。 浮遊城で引きこもってるリーダーと違い色々と精力的に動いており、 ストーリー的にも美味しいネタが散りばめられている。 そのためメルー砂漠のイベントは色々なパターンをためしてみることをおすすめする。 戦闘面では、第一形態は体術、第二形態は剣術を得意とする。 第一形態はカウンターを多用するため、下手に直接攻撃をすると即死級の反撃を受けかねない。 バトル中に「そろそろ終わりにしませんか」と撤退を促してくるため、荒事にするつもりは無いことの表れでもあるのだろう。 必然的に火力の劣る遠距離・複数攻撃を使わざるを得なくなる。 撤退勧告を無視し、なんとかHPを減らしていくと 「退く気はないようですね では仕方ない」 と本気モードに入り、ヒートハンドでサラマンダークローと赤竜波を使い大ダメージを与えてくる。 ダメージが痛いのでセルフバーニングで防御しようにもソバットで解除され、カポエラキックでも大ダメージ。 カウンターがなくなったところで反撃しようにも、燃費の悪い技の多用で技ポイントが尽きかけてたり……。 ほとんどが単体攻撃なのが唯一の救いだが、とにかくHPが多すぎる。 ワグナス以上とも噂される兄さんの最盛期である 。 てゆーか、 普通のゲームだったら負けバトルだった だろうが、極まればこの形態でも倒せるのがロマサガ2の面白い所。 音速剣などを叩き込んでカウンターを防ぎつつ踏ん張ろう。 ロックブーケ撃破後の怒りモードでは2回行動になる。カウンターはなくなりキックやソバットなどの単調な攻撃になってこちらからは攻めやすくなった。 落ち着けよ兄さん 。 が、ゲーム内の処理で何が起こっているのか素早さが不安定な上に、体術は軽減するのが結構難しい。それでいて、戦闘回数が多いと地獄爪殺法を使うのだから侮ってはいけない。 もし戦闘回数が少ない状態で倒すなら、見切りやすい足払いと催眠を見切っておけば、攻略しやすくなっている。 第二形態はこちらが育っていることもあり、得意の剣技もソードバリアではじけるので第一形態より格段に楽。実はHPもたいして増えていない。 第二形態も怒りモードの時の方が技のグレードが落ちている面があるが、月影やカマイタチの使用頻度から考えると怒りモードの方が強い。 カマイタチはミサイルガードで、月影は炎の壁で対処可能であるが両立は不可能。 炎の壁を使おうとラピッドストリームにすると全員がカマイタチの対象にされるので注意。 ネレイドやイーリスは月影を完全に無効化するので一連のソードバリア、ミサイルガードを掛けていればダメージを受けることが無くなる。 上記のワグナス同様対策次第の相手であり、更に対策もしやすいので知識のあるプレイヤーにとっては最底辺の評価なのだが、 炎の壁等の対策を知らないプレイヤーにとっては、高いHPで即死させられず、そして痛い全体攻撃をぶちかましてくることが多い強ボスという評価になったりもする。 「ノエルまでやられるとは……お前の方が強いのか?」byワグナス いえ、むしろ兄さんが弱体化してるんです! 第一形態はヒートハンドからのサラマンダークローや赤竜破やカウンター、 第二形態は水鳥剣や流し斬り、月影などを使い、相反する属性が並んでいる。 ちなみに敵キャラで月影を使えるのはラスボスを除けばノエルのみである。 隠れた場所にいて、かつロックブーケの後に戦うことが多いためスービエと並んで最後の七英雄になりやすい。 移動湖に行くのが面倒だったり、クジンシーと相性の悪いソウジをパーティに加えているならノエルを残すのも良い。 むしろ倒しても収入が増えない、他英雄よりイベントポイントが少ない、字幕が出ず年代ジャンプしない、と三拍子そろったパーティー強化に貢献しない輩のため最後に残る七英雄の筆頭候補と言っても過言ではない。 ちなみにロックブーケとノエル以外の七英雄を倒し、かつロックブーケを倒すと何故か移動湖にノエルがいる。 この状態でノエルを倒せば七英雄を全て撃破したことになり、ラストダンジョンには何故かスービエが居座る。 LoVⅡでは特殊技『月影』を使用。 今までストーリーモードの敵が使ってきたタイプの特殊技で、プレイヤー達を驚かせた。 使い魔使用率ランキングでは2位を記録 引き続きLoVⅢでも範囲攻撃アーツとして使用。 アビリティは逆境になればなるほど強くなるピンチアップ。本気を求める彼らしい能力である。 『殺らせていただきます』 ちなみに本編における最終皇帝女の初期装備の固有技も「月影」である。 「ロマンシング佐賀」では最初は吉野ケ里遺跡の紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版では呼子のイカ漁師仕様で登場。 ノエル、佐賀でイカ漁師になるってよ 名前の由来はパンダや博物館でお馴染み上野。 ◇ノエルの妹ロックブーケ 「皇帝……ハエのようにウルサイ奴ね。消えなさい!」 CV:田澤利依子 年齢:見た目は常に17歳 趣味:自分磨き 血縁:ノエルの妹 吸収の対象:美女という美女の全て 夢:ワグナスのお嫁さん 目的(現在):すべての男に愛される 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) 七英雄の紅一点。ノエルの妹。 プロフィールからはアイドル願望的な何かがうかがえるが、多分いいとこの娘さんだったのではと思う者もいるらしい。 後の作品で語られたところによるとワグナスとは分不相応な出自だった模様。 男を手玉に取る術を知りつくしている魔性の女。でも可愛いから仕方ない。 彼女がテンプテーションで逆ハーレムを作らなかったら、 色々と優秀なアマゾネスが仲間にならなかったことを考えるとある意味グッジョブである。 ちなみにワグナスにゾッコンという裏設定があり、ロックブーケの死に対してノエルが怒り狂うのとは逆にノエルが死んでもロックブーケは何の反応も示さない。 がんばれノエル! 負けるなノエル! ……まあ、ワグナスが死んだ場合でも何の反応もないのは同じなんだけど。 また、ロマサガ2における彼女の行動はワグナスとノエルのためであり、その知識もノエルのもの。 その他各所におけるセリフを見ると、むしろかなりのブラコンっぽさがうかがえる。 ちなみにロックブーケを最後まで残すと、彼女は決戦前にワグナスとノエル両方に見守っていてほしいと呼び掛けてから戦闘に入る。 「ノエル兄様、ワグナスさま、今からロックブーケが皇帝と戦います。見守っていてね・・・行きますわよ!」 得意技は男性キャラを操る『テンプテーション』 女性キャラだけで戦えば大丈夫だと高を括っていると、 ラスボスも使ってくるため見切りを習得出来ておらず最終ダンジョンで詰むという事になりかねない。 彼女との戦闘は七英雄で唯一退却が可能なため(ダンターグの特例は除く)、 男性キャラを入れて必ず 見切らせる ようにしよう。 具体的には、水術の霧隠れで姿を隠せばテンプテーションに引っかからなくなり、 それでいて見切りはしっかり覚えてくれるのでテンプテーション見切りを得るまで放置しておくだけで良くなる。 ただし、最低一人は姿を見せておかないと相手も何もしてこなくなる。 これを見越してか、霧隠れは低レベルで覚えられるようになっている。 戦闘面では、第一形態はテンプテーションを多用、他の攻撃も単体攻撃ばかりで怖くない。 ホラーの魅了は元気の水で回復できるようにしておこう。 第二形態はテンプテーション以上に召雷による大ダメージを狙ってくる。 召雷のターゲットにされたキャラは4桁ダメージを受けて確殺、周囲のメンバーにも300オーバーのダメージととんでもなく強力。 その上、雷属性に耐性を持つ防具は殆ど無く、雷防御128を目指すのも現実的ではない。 テンプテーションを見切るまで待つという戦法が困難なので、少なくとも見切りだけは第一形態のうちに取得しておきたい。 ピン英雄の二形態目の中でもかなり危険な部類となる。 撃破することで領土と収入が増えるため七英雄中では早目に倒したほうがよいが、収入は微妙な額のため早期撃破か十分鍛えた後第二形態と戦うかは戦略次第だろう。 ストーリーではエイルネップの村の男を魅了して逆ハーレムを作り女王として君臨。 といっても目的地の近くに居たちょうどいい手駒として利用していただけであり、村民達にとってたまった話ではないが彼ら/彼女たちにそれほどの興味はなかった。 本命はとある事情からサラマット地方の遺跡の調査。 しかし古代人の遺跡である神殿は動く石像である 守護者 によって守られており、村の男たちをけしかけても歯が立たなかった。 第二形態なら十分強いんだから自力で倒せよと思うかもしれないが、実は守護者は召雷への耐性が高い上に自動回復能力もあるので結局不利だったりする。 皇帝が訪れると、村の女王としてこの守護者の退治を依頼してくる。 皇帝が男性の場合、依頼を断ると言うことを聞かせようと襲いかかってきて、皇帝にテンプテーションがかかった時点で敗北扱いになり、魅了された男性皇帝は言うがままに守護者退治を引き受けてしまう。 なお神殿では、古代人が作った施設の位置について情報が得られる。 この施設の奥には古代から守護している 水龍 がいて、依頼を受けずに先回りすれば彼から昔の話を聞ける。 しかし守護者退治の依頼を受けていると神殿で情報を得て施設に来たロックブーケの支配下に落ちており、水龍が問答無用で襲いかかってくる。 男性皇帝が守護者退治を断って魅了された展開の場合、彼女に立ち去りなさいと言われ 「はい、おおせのままに。」 と従ってしまうため、女性皇帝に継承しないと戦えなくなる(*2)。 テンプテーションの見切りを取得する前に七英雄の最後に残してしまった場合は、テンプテーション見切りを道場に登録できなくなるというかなり厳しい状況に追い込まれるため、 安全最優先で行くなら見切りだけのために一戦交えて退却しておくという少々めんどい方法を推奨。 女性オンリーパーティーで無効化しようなどと考えていたら、最終戦までもが女性オンリーパ―ティーになりかねないので注意! ロマサガRSでは積極的にストーリーに絡むことはないが、異世界の戦士として魔塔から解放すると仲間になってくれる。 別段敵対心もなく、ノエルやワグナスの魔塔を見つけたら解放するという条件付きで主人公たちに協力する。 人気キャラだけに多数のスタイルが用意されており、第一形態をモチーフにしたSスタイル、第二形態モチーフのSSスタイル、 バレンタインイベント用のSSスタイル、正月イベント用のAスタイルのほかに着せ替え用の水着・駅長コスなど、スタイルの多さは女性キャラ随一。 LoVⅡでは特殊技『テンプテーション』を使用し、その強さに魅了されたプレイヤーは多い。 LoVⅢでは使い所は難しいが、低コストの荒らしカードに対する迎撃要員として使える他、 意外なところでメタとして働くことも。 『行きますわよ』 「ロマンシング佐賀」では最初は地元の工芸品である「諸富家具」の紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版では 七英雄としての敵キャラ版唐津くんちverだがプレイヤーキャラ版も存在し呼子のイカの魅力を語るキャラとなっている。 まさかノエルがイカ漁師になったのって……。 名前の由来は迷路もとい池袋。 ◇ワグナスの従兄弟スービエ 「奴らはどこへ行ったのか。探しているのさ、復讐の為に!」 CV:杉田智和 職業:建設業 趣味:サーフィン 血縁:ワグナスのいとこ 吸収の対象:泳ぐもの全て 夢:巨大な波に乗る 目標(現在):ワグナスを支える 形態変化:右の条件を満たさない(第一形態)海の主を倒すor南ロンギット海の嵐イベントを長期間放置した(第二形態) (※:ギャロンの反乱鎮圧後、ヒラガの世代で数えて5世代経過すると嵐が発生。 17世代以上で、沈没船クリア後にスービエと遭遇する。19世代以上なら第二形態に変化) 海の主の娘と合体(性的な意味で)を企む変態蛸。 これでもワグナスの従兄弟というかさすがワグナスの従兄弟というか。 プロフィール的には古代人の中でもテリトリーに携わる中々の役どころであり、No.2以降に徹するのを好むサガらしい。 彼のセリフも背景ストーリーを読み解く重要なヒントとなるのだが、 何といっても扱いが可哀想なのがこのスービエさん。 プレイヤーからの彼の特徴は二分され大体「影が薄い」か「極まったド変態」と呼ばれる。 「影が薄い」派の主張としては、 ・基本海にいるため、陸で起こるストーリーにあんまり関与しない ・管轄する地域(ロンギット海周辺)のイベントの発生条件が分かりづらい ・しかも管轄する地域のイベントが、かのラピッドストリームを擁する武装商船団やらギャロンやら濃い連中が多い ・氷海で普通に戦うときには特にセリフが無かったりする ・未だに出現条件や出現場所を知らず、スービエはラストダンジョンで初めて出会うキャラだと思ってる人がいる ・自然に第二形態にならないため、第二形態の存在すら知らない人がいる ・逆に印象に残るとするならば、最強に近いパーティで弱っちい第一形態をフルボッコしちゃったときの弱さだけ などなどひどい言われようである。 また、「ド変態」派の主張としては、 触手がうねってる外見やどう見てもクジラな海の主の娘と合体(性的な意味で)したがっており、 更にホントに合体しちゃうことなどが挙げられる。 影が薄いド変態とか誰得だよホント。 ちなみにロマサガRSでは『2』当時に擬人化された海の主の娘と添い遂げており、彼女の死後遺体を吸収したことが判明している。 『2』本編ではスービエが海の主の力を狙う→海の主が阻止するために戦い、レオンブリッジを壊してしまう→海の主と会話せずに倒してしまうとスービエが娘を吸収という流れなのだが 『RS』の正月イベントで判明したストーリーではレオンブリッジが壊される→海の主と会話せずに倒す→娘が弱って人間に変身し、湖のほとりに打ち上げられる→スービエと幸せな時間を過ごし、彼の腕の中でその命を終える、というものになっている。 仮にRSが正史扱いになってしまうと、レオンブリッジを壊してまで戦った海の主が完全に無駄骨になる。 しかも「皇帝側が娘に危害を加えた」ともとれる描写をしており、本編の設定と大幅に食い違ってしまう。 数ある世界線のひとつ、程度に解釈しておけばいいのかもしれない。 得意技は『メイルシュトローム』 全体に大ダメージを与える鬼畜魔法であり、単体に変態的なダメージを与える触手と組み合わせて実に隙のない性能を誇る。 単純な能力で見れば第一形態のピン英雄同士では強い部類。 しかし、スービエと最短で戦おうとしても、普通に会おうとすると武装商船団のイベントなどで間違いなく三回くらい年代ジャンプするため、 強力な技、術、陣形が揃っている場合の方が多い。 したがって、実際に戦う頃には只の試し斬り的存在に成り下がっているであろう。 しかも七英雄中唯一第一形態で最後まで残すことができるため最後の七英雄に選ばれることも多い。 ラストダンジョンで屈強なパーティーに瞬殺されがち。 なお裏技で七英雄を全滅させてからラストダンジョンに向かうと何故かスービエがいるので、上級者にもよく狩られる。 (方法はノエルやボクオーンの項を参照) 第二形態と戦う場合、メイルシュトロームと触手、 千手観音 等の攻撃+槍技の2回行動になる。 HPだけは異常に高くなっている反面、防御力はガタ落ちしている。 これも槍技・二段突き等の見切りを忘れなければ割りと簡単に倒せる部類。 しかし、最強クラスの体術技がいきなり飛んでくるので陣形崩壊の危機には注意したい。 戦略上は戦う前に南ロンギットの領土・収入が手に入る氷海での第一形態との戦闘が得ではあるが、沈没船で第二形態と戦った方が七英雄の秘密を聞けたりと熱い展開になる。 LoVⅡでは全カード中一番完成されたステータスを誇る。 特殊技は『メイルシュトローム』 使い魔使用率ランキングでは3位を記録した。 『このスービエの攻撃は、一味違うぞ!』 一世を風靡し付いたあだ名は 一味違うタコ 。 ……的確というかあんまりと言うか……。 CV杉田の声で言うもんだから、やたらと耳に残るのがまた災いしたのかもしれない。 LoVⅢでのアビリティは『触手』。 やたらシンプルな名前(原作でもそんな感じです)だが、速度低下を与えられる地味にいやらしい効果。 こちらも一時期環境を支配した。 「ロマンシング佐賀」では最初は第一形態verが竹崎カニの紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版では 第二形態版が嬉野温泉の紹介キャラで登場。特にリユニ版は温泉で酒飲んで酔っ払うとブーストが掛かったり 源泉かけ流しが攻撃技になってたりとフリーダムなキャラになっている。 名前の由来は恵比寿。だから水中系なのだろうか。 ◇乱暴者のダンターグ 「ワグナスやらノエルやらは復讐を考えているようだが、そんなものオレには関係ない」 CV:近藤浩徳 職業:傭兵 趣味:自分の体をいじめる 吸収の対象:巨獣という巨獣全て 夢:一片の悔いもない人生 目標(過去):世界チャンピオン 目標(現在):最強! 形態変化:年代が経過するごとに遠征を行い、進化する(最大第四形態)ラストダンジョンでは第三形態固定 遠征条件はとても面倒なので、知りたい人は各自検索のこと 古代から乱暴者として知られていた脳筋。 ロマサガ2における古代人たちは支配者階級で、そうでない人類に戦いを任せてるのがデフォだと語られているが、 古代人でありながら、自らが積極的に動いて力をふるおうとするダンターグは、その中においてもヘンなヤツ扱いだったのかもしれない。 形態が多く、なんとダンターグのみ第四形態まである。 しかし、大多数の人が「子供と子ムー」(注意:ダンジョン名)で第三形態のダンターグ様と戦うことになるだろう。 強さだけを求め、ナゼール地方で1000年以上もモンスターを吸収している。 この純粋に強さだけを求める姿勢がプレイヤー的には大変厄介なシロモノであり、 それを再現した「遠征によっている場所がコロコロ変わる」という仕様により数多のイレギュラーを引き起こしてくれる。 特にルドン高原の側からナゼールに入って南ロンギットヘ向かうために、東のダンジョンへ行ってダンターグ様と出会うと間違いなく死ねる。 (これはOPからトントン拍子で進めてルドンで宝石鉱山イベントを終わらせた場合に起こりがち) そのため、各種やりこみの際の思わぬ壁となって立ちふさがることが多い存在である。 さて、ガチな強さと思わずクスリと来るネタキャラ要素を兼ね備える七英雄の面々。 このままだとダンターグだけやたらまともになってしまう……! と心配したそこのアナタ! 大丈夫。彼もれっきとしたネタキャラなのである。 実は乱暴者・脳筋・遠征などと言ったワードからは到底思いつかないが、 ダンターグ様はワグナス様に負けず劣らずの「引きこもり」なのだ。 詳しい仕様についてはロマサガ2に関して恐ろしいほど詳細なデータを溜め込んだ某大学を覗いてもらうとして、 かいつまんで言えばダンターグ様は、 拠点となる「子供と子ムー」(注意:ダンジョン名)に160年閉じこもる。→32年間別の場所(しかも大して強いモンスターのいない場所)に遠征する。 というサイクルをくり返す。コンビニ行く時しか外に出ないニートと見間違うレベルである。 更に大事なのは、このとき皇帝陛下に遠征先を潰されるとそこへは遠征しなくなるという点である。 つまり、ダンターグ様は皇帝陛下ご一行の活躍次第で延々と引きこもりの期間が伸びていくのだ。 (しかもこれによって、年数が変化しても形態進化しない場合も生まれる) 意図的にやった場合、もはや皇帝陛下による悪質な軟禁プレイと言い張っても差し支えないレベルである。 その上、後述の古代人にも現代人にも興味がないため、人にさして迷惑をかけているわけでもないのに皇帝陛下からは、 「こんな所に長年いるから世の中の流れに取り残されてしまうのだ、まったく。 ダンターグ、今後もここでおとなしくしていれば見逃してやるぞ。」 とか直々にお説教を喰らってしまう始末。散々な扱われ方である。 もっともこれに対しては彼も「今のはオレの聞き違いか? 見逃してやろうだと? 100年早いわー!」と激昂し、 ぶちかましとグランドスラムで皇帝一行を容赦なくボコってくる。 ちなみに全滅して100年後に再挑戦しても会話の内容は一切変わらない。 得意技は「ぶちかまし」「ふみつけ」「グランドスラム」「地烈撃」といった凶悪な物理技。 特に第一形態・第二形態で戦う場合にはまず間違いなく「ぶちかまし」に耐えられないで死ぬ。つーかふみつけ共々システム的に無知だと避けられない。 しかも第一形態でHPが19999、第二形態で24999となっており、 この時期では皇帝陛下ご一行もまだ4桁ダメージなど遠い夢な時期である上に最短だと割と早くから会いに行けるため、 鉄壁の硬さと凶悪な全体攻撃を駆使するいわゆる無理ゲーとして立ちふさがる。 第三形態辺りになる頃にはこちらの戦力も揃うためだいぶ戦いやすくなるが、 威力の高い攻撃と対処しづらい「グランドスラム」「気弾」などが脅威。 HPが低いとやられるのできっちりHPを育てておく必要がある。殴防御重視の編成にしたり、「地裂撃」「くし刺し」見切りがあれば大きく有利が取れる。 ラストダンジョンではこの形態で固定。 第三形態以降はレア武器のデストロイヤーをドロップするためリセマラで狩られる対象でもある。 ちなみに第四形態だと超銅金の盾を落とす可能性が出てくるためやはり第三形態に絞って狩るのがオススメ。 幻の第四形態は耐久力こそ変化ないものの、更に攻撃が強力になった状態である。巨大な槍からレア技「活殺獣神衝」まで放ってくる。 しかし、この頃にはもうこちらも様々な対抗手段を用意できるため、 ちゃんと準備して臨めばそう難しい相手ではないだろう。 むしろちゃんと第四形態を出したあなたはえらい!と褒められるレベル。 ダメージを1/2にする「ムー・フェンス」があると戦いやすくなる(ただしその性質の弱点をついたグランドスラムだけはしっかり食らう)。 「グランドスラム」は獣系Lv14のビーストメアから割りと簡単に見切る事が出来る、又は後攻でこちらも「グランドスラム」を使えばターン最後に敵側に発動する。 さらに物理攻撃主体のためしっかりレベルを上げ、防具を開発し、金剛盾も持って行けば圧勝できる。 特に古代魔術書を取得している場合、第四形態のプラズマフィスト以外はレイスフォームで完封してしまえる。 こういった対策のしやすさもあり、戦うならこちらが十分成長した第三形態以降がオススメ。 というか第一形態・第二形態は会うのさえ難しく、出会って早期撃破したところでメリットもないため退却や放置をしたほうがよい。 上記の通りラストダンジョンまで残すと第三形態で出てくるため、レイスフォームで完勝できる。 LoVⅡでは特殊技『グランドスラム』を使い、敵を蹂躙する。 とにかく強さを求めたい人にオススメ出来る使い魔である。 LoVⅢでは超覚醒アビリティ『ぶちかまし』がとにかく強力。 火力が高いのはもちろんのこと、スマッシュが範囲攻撃化する上に吹き飛ばし効果が付く。 『ダンターグ様が踏み潰してくれるわ!』 「ロマンシング佐賀」では最初は苺の「佐賀ほのか」の紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版では 佐賀牛紹介使用で登場。最終形態の手持ち武装が食器のフォーク、盾が焼き肉用の焼き網となっている。 名前の由来は五反田。 ◇ずる賢いボクオーン 「す、すまん。私はボクオーンでも何でもないんだ。七英雄と名乗ってみたかっただけなんだ」 CV:近藤浩徳 職業:法律家 趣味:自分が勝てるゲーム 吸収の対象:人形使い 夢:歴史に名を残す 目標(過去):政界進出 目標(現在):思い通りの生活 形態変化:皇帝のHPが700未満(第一形態)700以上orラストダンジョン(第二形態) しゃべり方から察するに七英雄では年齢が一番上らしい爺様で、人形がだーい好きな七英雄としても知られている。 普段は地上戦艦を駆りステップでヒャッハー!! している。御年の割にはイケイケである。 非常に狡猾な人物像は、当時からバリバリでプロフィールからうかがえすぎるほど。 その設定は伊達ではなく、七英雄の中では最も広い規模にまたがる侵略作戦を行っていた。 特にステップに巨大な戦艦型要塞を建造して、 遊牧民ノーマッドから薬草を根こそぎ奪い取り麻薬を生成して世界各地にばら撒くだとか、 バレンヌ帝国の領地に運河要塞を建設し、 帝国の他領土への侵攻を阻むなどの極めて効果的な作戦をいくつも行っている。 (特に、海を隔てて隣国に位置するバレンヌ帝国とカンバーランドという強国同士の外交を途絶えさせたという点は素直に評価されるべきである) ただ、これだけ見ると他の七英雄と違って何が目的なのかよく分からないキャラと言われることもあるが、 行動を見るに、恐らく復讐よりこの世界で支配者となることを夢見ていたのだろう。 つまりクジンシーの同類でやっていることはクジンシーよりもゲスだが、あちらより仲間に対する認識は多分マシ。 地上戦艦に入る方法は2種類あるのだが、大抵は帝国大学にいる軍師の策で、オトリを利用して潜入することになる。 (怪しい男から持ちかけられる仕事の話を受けてもいいが、持ち物がなくなる上に絶好の狩場であるマイルズ道場が使えなくなるためオススメできない) 軍師のオトリ作戦に簡単に釣られたボクオーンは冒頭のセリフを言い放ち、 皇帝に命乞いをし不意打ちをかけようと狙ってくる。 ここで見逃しちゃうと、 「バカめ、甘いわ!!」 とバックアタックを貰い、陣形を乱される。そして縦一列攻撃の水鳥剣で皆殺しにされる しかしこの戦いに負け、皇帝継承した後に同じ選択肢を選ぶと 「二度目は許さないと言ったはずだ!」 と返し、逆に不意打ちできるという小ネタがある。 得意技は相手を操る『マリオネット』、こちらの攻撃ターゲットを強制変更してくる。 狡猾な人物で人形好きという設定に恥じぬ凶悪な技である。 ……が、逆に言うとこれだけしか取り柄の無いボスであるとも言える。 まず、狡猾キャラという割に一切術を使用してこない(マリオネットは技扱い)。 というか完全に脳筋キャラの如き技構成であり、しかも棍棒技の単体攻撃しかできない。 貧弱な外見通り能力値も低いので性能そのものはお察しである。 ただし、フルフラットを喰らうと即死する可能性があるので注意。 第2形態になると人形を換装し、高い(人形の)腕力で水鳥剣等の剣技主体で攻撃してくる。 しかし、ソードバリアでふみつけ以外、レイスフォームならそれも含めて全ての攻撃を封殺できる。 天術や冥術を鍛えているなら第1形態に輪を掛けて弱い。 つまりマリオネット以外怖い要素が一切ないボスなのである。 終盤ともなるとそこいらの雑魚敵より弱いなどというのもよくある話。 マリオネットはこちらが先制してしまえば意味がなくなるためラピッドストリームがあるかどうかで攻略難易度が大幅に変わる。 あれば七英雄中最弱といっても過言ではなく第一形態のうちにサクッと倒してしまえる。 ない場合でも素早い皇帝+龍陣、素早い面子+フリーファイト-1あたりがあれば大人数で先手が取れるので有利になる。 第二形態でもソードバリアも必要ないほどだがラピッドストリームと相性の悪い水鳥剣が厄介なので巨人から見切っておきたい。 撃破が領土と収入の増加に関わるため七英雄中では早期撃破が望ましいが、金額は並程度なのでいつ倒すかは戦略次第である。 運河要塞のボスであるボクオーンの配下ヴァイカーは「クジンシーなど七英雄の中でも小物、ボクオーン様こそ真の英雄よ!」等とのたまう。 一番手のクジンシーを引き合いに出すあたり、スタッフは多くのプレイヤーはボクオーンを二番目に倒すと想定しているのかもしれない。 実力・器量的には納得できるところか。 なおボクオーン以外の七英雄を全滅させてから地上戦艦に向かっても普通にボクオーンと戦える。 ここでボクオーンを倒し七英雄を全滅させるとラストダンジョンには何故かスービエがいる。 LoVⅡでは特殊技『マリオネット』を使い相手を撹乱する。 しかし運要素が絡むため、安定性は微妙。 その悪運をも利用する戦略家にこそ相応しい使い魔。 最近発表されたSP版カードのイラスト(絵師の小林智美氏の考えの変化により、とんでもないイケメーンになっている)が物議を醸している。 まあ古代人は肉体が老いて限界が近付いたら同化の法で若返るのが基本なので、 なろうと思えばいつでもイケメーンになれた設定ではあるけど。 LoVⅢではマナタワー範囲内にて火力が上昇するマイタワーアップA(後にマイオブジェアップWに強化)と、 敵を引き寄せるアーツ『マリオネット』を持つ防衛迎撃型の使い魔になった。 これをタワーに引きこもる卑怯者と見るか、命を賭けて陣地を守る守護者と見るかはあなた次第。 『バカめ、甘いわ!!』 なお、カード裏ではロックブーケの存在価値をゼロなどとのたまっているのだが…… 彼女が本編中でイイ線いった動きしてるのと、ボクオーン本人は見た目によらぬなキャラ像である軍師の策に敗れてる辺り、ズル賢いが 人を見る目に関しては疑わしい 可能性がある。 「ロマンシング佐賀」では最初は佐賀牛の紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版ではマリオネットの代わりにワラスボを操る仕様で登場。 なお、ワラスボは単体版が存在しそちらは所謂ラスボスの「七英雄」と同じ全七英雄の性能が使えるボスの為単体版の方が強い。 上記の通り山手線に大久保はない。 ◇嫌われ者のクジンシー 「このオレの挑戦を無視したな! 後悔させてやるぞ!」 CV:杉田智和 職業:会社員 趣味:賭けごと 吸収の対象:別世界の死神 夢:ロックブーケを思い通りに 目標(過去):強い男 目標(現在):七英雄の支配 形態変化:ソーモン(第一形態)封印の地orラストダンジョン(第二形態) ソーモンの町を支配して帝国と七英雄の対立の歴史を作った、プレイヤーにとっては始まりの七英雄。 その二つ名に恥じず、古代から嫌われていた筋金入りの嫌われ者であり、 なんと他の七英雄全員から嫌われている。 ちなみにLoV参戦にあたり「ロックブーケを思い通りにしたい」という願望を持つ設定が追加された。ノエル兄さんこいつです。 そして更に七英雄を支配するという目標を持つなど、 ただならぬ野心を抱いているという設定も追加された。ワグナス様こいつです。 プロフィールからも全体的にだらしなく、「うだつのあがらなさ」がうかがえる。これでは嫌われ者呼ばわりももやむなしか。 ダンターグ・ボクオーンを含めたこの3人は他の4人と比べ古代人への復讐にあまり興味がないらしく、 特にクジンシーは「世界征服するお!(^ω^)」という目的で単身バレンヌ帝国への侵略を行っていた。 余談だが、世界征服という点からすればよほど狡猾且つ計画的に動いてたボクオーンの気持ちになって考えると、 ゲーム中だけで見てもわざわざ運河要塞を建てて着実に侵略の基盤を用意したバレンヌ帝国に、 素知らぬ顔でやって来てただの暴力でソーモンを攻略したりヴィクトールを倒したことにより、その脅威を印象付けたり、警戒心や復讐心など諸々も急激に高めさせてしまい(*3)、 そのために結果的に力を付けた皇帝達に妨害されることになり、そして世界統一 七英雄討伐に乗り出す訳だから嫌う理由もわからんでもない。 後述するチート技「ソウルスティール」を駆使してヴィクトール・レオンを亡き者にするが、 彼の行動と底知れない実力から、レオンは事前に素性の知れない疑わしい人物であるオアイーブを信じたことによって帝国にもたらされた伝承法に賭けており、 能力とともにソウルスティールの見切りを伝承されたジェラール達後の皇帝によって倒される。 そのままフェードアウトするかと思いきや、再復活を予感させる捨てセリフを吐いて退場。 そしてその期待を裏切ることなく、ある時期になると皇帝(主人公)に挑戦状を送りつけてきて因縁のライバル感を演出してくる。 しかしそれを無視して最後に戦うと冒頭のセリフのようにまさかのツンデレ化する。 このようなネタ要素を含め、七英雄の中である意味最も優遇されているキャラクターと言えるだろう。 「ちっ、また来たのか。私の技は見切ることは不可能。なぜなら、受けたものは必ず死ぬのだからな。親父と兄貴の後を追え!」 得意技は『ソウルスティール』 相手は死ぬ。本当に死ぬ。 間違いなく死ぬ。 (大事なことなので3回言いました) 厳密には当たった相手のLP(これが0になるとキャラクターが消滅する)を0にするという効果である。 何を言っているのか分からないかもしれないが、本当にこういう効果なのだから仕方ない。 数ある必殺技界の中でもまさしく「必ず殺す」技であり、見せ場があるのは勿論、忘れたころに襲ってくる。 が、イベントで絶対見切りがつくので問題ない。(というかゲーム的に見切りのチュートリアルとなっている) しかし、2戦目のクジンシーを倒す前に見切りを封印してしまうと積んでしまうので注意。 ラスボス戦はこれとテンプテーションの見切りが絶対必須になる。 が、「動くな→ソウルスティール」とか、HP0→ソウルスティールという芸術的即死コンボもあるため、舐めてはいけない。 なお衝撃の真実を告白しておくと、ソウルスティール=クジンシーの専用技という図式が出来上がっているが、 実際には一部の雑魚敵(ミミック)が使ってくるため専用技ではなかったりする。こういう辺りもネタキャラ感がある。 第二形態で怖いのは見切りでなんとかなるソウルスティールよりも 選りすぐりの最終皇帝パーティーのLPを容赦なく削っていくライフスティール・死神のカマである。 生命力回復が温存されてるならそれで乗り切れるが、ソウジを採用していたりする場合は大問題。 また、「ゴーストライト」の魅了・「ホラー」の混乱で同士討ちが発動するのでレベルを上げた「アースヒール」などで治療しよう。 最強メンバーを鍛え上げ、LPを減らされる前に速攻で倒してしまおう。 なお、ジェラールの代ではクジンシー以外の七英雄を倒せないと思っているプレイヤーも多かったが、実は頑張ればロックブーケとノエルも倒せる。 序盤の戦力でノエルに勝つのはかなり難しいが。 LoVⅡでは特殊技『ソウルスティール』を使用。 普通に使えば雑魚なのだが、タイミングを見計らって使えば嫌われる。 ……しかし最近鬼強化され七英雄最高使用率に返り咲いた。下積み1年半……長かった。 余談だが『ソウルスティール』は前作使い魔の死神の特殊技であったが、 クジンシーの登場にあたって特殊技名が『オーラドレイン』にされている。 また、カードデータによるとクジンシーの吸収対象は「異世界の死神」 LoVⅢでは軽量コストの荒らし使い魔として搭乗。もちろんアビリティは『ソウルスティール』。 超覚醒時に攻撃をヒットさせればHPが回復するといういやらしい能力であり、このおかげでしぶとく立ち回れる。 さらにジョブがマジシャンなので、範囲攻撃で一気に体力を吸収することも可能。 『このくらいでやられてもらっては困る』 ロマサガRSでは唯一本編に出番のある七英雄。 サーカス団の団長にして暗殺者・バルテルミーに付いており、彼に使役されながら主人公・ポルカ達の前に幾度か立ちはだかる。 「ロマンシング佐賀」では最初は佐賀名産のアスパラガスの紹介キャラとして登場し同2020のリユニ版では 第二形態ベースの竹崎カニ仕様で登場。手に持ってるのがカニ穿りスプーンと竹崎カニに変更されてる。 ソウルスティール相当の「美味しい竹崎カニ」でこちらのキャラ単体のLPを削ってくる…… のだが何故か技使用時のエフェクトで竹崎カニが食われてる(カニは何度も復活する)。LPはカニの味なのだろうか……。 名前の由来は我らが新宿。 ◇余談 また『LORD of VERMILION』に七英雄全員が参戦。 皆強力な性能を誇り、環境を支配している。 七英雄は最強、最強なのだ。 ちなみにノエル、ワグナス、スービエ、クジンシーは杉田智和がcvを担当していることが判明している。 イベントでは、「どうも、七英雄中、四英雄の杉田智和です」とか言っちゃったりする。 以下一応ネタバレ注意。 ◇七英雄の目的 ロマサガ2というゲームにおいて最も考察しがいのあるポイントが彼らの目的についてである。 プレイヤー目線ではクジンシーがいきなり侵略しにやって来たり、 (順当にプレイして先にルドン高原に行かず、運河要塞を攻略しているのであれば) ボクオーンが何やらきな臭い動きをしていることが分かるため、 『七英雄は人間の世界を侵略する悪いやつなんだ!!』という印象を受けがちである。 しかし、ゲームを進めていくと、 クジンシーやボクオーンなどの人間の世界を侵略しようとする者だけではなく、 ノエルやスービエのような何かを探している素振りを見せる者達もおり、彼らの目的についてはよくわからなくなることだろう。 彼ら(少なくともワグナス・ロックブーケ・スービエ)の目的は一言で言えば「自分たちを裏切った古代人への復讐」のために動いている。 彼らはかつて、そのあまりにも強すぎる力によって同族であるはずの古代人たちから別の次元へと追放された者達なのだ。 ちなみにノエルは古代人の旧友を探して会い、更に普通に会話している場面が条件を満たせば見れるため、どうする気なのかは実は不明(復讐するにしても皆殺しは考えていなさげ)。 その経緯を簡単に話そう。 元々古代人は「同化の法」と言われる肉体交換(乗っ取り?)魔法によって半永久的な生命を持っていた。 しかしそれも平常時のことであり、程なくして世界にはびこり始めたモンスターによって生命を落とすものが跡を絶たなかった。 なぜなら、彼らは肉体の交換によって不死を実現しているだけで、決して不死身ではないからだ。 そんなとき、モンスターを駆逐するために立ち上がった者がいた。そうワグナスとノエルである。 彼らは自分たちが戦い続けるために、「同化の法」を改良。モンスターの力を吸収する「吸収の法」を生み出す。 ワグナスとノエルは更に5人の有志を集め、7人でこの吸収の法を用いてモンスターと戦ったのだ。 こうして彼らはその功績を讃えられ、『七英雄』と呼ばれるようになったのだ。 しかし、彼らの幸せは長く続かなかった。彼らの力は古代人にとってモンスター以上の脅威になってしまったのだ。 更には、同じくモンスター以上の脅威である異常気象が頻発し、世界は住むこと自体が危険になっていった。 そんなとき古代人達はこの世界を捨て、別次元へと旅立つ事を決意。転送装置を開発する。 そして、転送装置のテストと銘打ち、七英雄を自分たちが旅立つ予定の世界とは違う次元へと追放したのである。 その後古代人は一部を除き、新たな次元へと旅立った。 この時の古代人の裏切りが、七英雄がこちらの世界に戻ってきて豹変してしまった理由である。 (クジンシーやボクオーンの性格上彼らが何かやらかした可能性もあるが、仮にそうでも七英雄全員をだまして問答無用で別次元に飛ばしたとあっては復讐を企むのも無理はない) しかし、後に明かされた設定によると、吸収の法の問題点である吸収対象の意識まで吸収してしまったことで、その意識はすでにかつての「英雄」であった時から変容してしまっていた。 結果、ワグナスさえもその力から増長し矛先を同胞である古代人に向け始めたらしい。 元々モラルに難がありそうなクジンシー・ボクオーン・ダンターグもおり、ワグナスと合わせて過半数。そして、ワグナスを追放するとなると残り3人も間違いなく邪魔をする。 結局、七英雄全員を追放するという選択肢しかないとも見ることができる。 ……しかしロマサガ2本編で見る限り、 裏切られる時も英雄として別次元に先行していることや、 裏切りと遥かな時を経て戻ってきてなお理知的に行動し、対峙すれば普通に会話を交わすなど、その様な片鱗はうかがえない。 一部を除いて現代人の敵であることに変わりはないが、古代人に力を向け始めたという部分が真実であるかは疑わしいところがある。 ただし、「言葉が通じること」と「対話が成立すること」は決してイコールではないことに注意。 あくまでその内心や事の真相が明らかにならない限り、「人語を喋る虫」程度の認識しか持ってない可能性も否めない。 なお、現在この世界に住んでいる人類(プレイヤーキャラクターたち)は古代人の時代には召使いであった短命種の子孫である。 そのためゲーム中では横暴な印象の強い七英雄達の面々だが、皇帝にも真摯に接するノエルこそがむしろ異端だと思われる。 彼らは(少なくともワグナスとノエルは)自分たちの同胞を守るべく善意で立ち上がったはずの者達であった。 にも関わらず恐ろしい力を持ってしまい、守っていたはずの相手に裏切られてしまったある種の被害者なのである。 こうしてみるとロマサガ2とはバレンヌ帝国が七英雄から世界を救い世界統一を成し遂げる物語のようでいて、 オアイーブ達古代人にまんまと利用されて、彼らのツケを払わされるだけの物語であるとも言えるが、 それはプレイヤー一人一人で解釈が違っていて良い部分であると思うのであえて断言は避けよう。 ◇LoVで判明した結成の際のやり取り 「同化の法を超える、新たな秘術だと?」 ワグナスは疑わしげな声をあげた。 「そうだ。単に肉体を同化するだけでなく、その能力や知識 までも取り込むのだ」 ワグナスは目を輝かせた。 「それはすごいな。吸収の法……とでも呼べばいいのか」 ノエルは少し考えてから、続けた。 「そうだな。ただ、これには大きなリスクがある」 「吸収した相手の性格や経験に、自分の方が影響を受ける可能性がある」 ノエルは静かに言った。 「殺人鬼を吸収すれば、殺人が快楽になるかもしれないということだ」 ワグナスは笑った。 「望むところだ。その程度の覚悟なくして、世界を救うことなどできようか、 世界が救われれば、我々がどう謗られようがかまわんさ」 「スービエ、この先も私とともに戦ってくれるか? 危険があるのは、ノエルの説明したとおりだ」 ワグナスの顔から笑みが消えていた。 「聞くまでもないだろう」 スービエは豪快に笑った。 「ノエルの言う難しいことはよく分からんが、 俺はお前を信じるだけだ。それで十分だろう」 3人は、互いに微笑をかわし、一気に盃を空けた。 「強くなれるんだろう? 望むところだ」 ダンターグの答えは簡単だった。 「強さ以外のものまで吸収してしまうかもしれないぞ。優しさとか、愛とか」 ノエルは茶化すように言った。 「ふん、吸収する相手を選ぶだけだ。純粋に戦いだけを求めている奴、狂犬や怪物のような奴を吸収してやるさ。俺様もそうだがな」 ダンターグの大きな笑いが響く。 「私は邪魔なの? おにいさま!」 彼女の目は、みるみるうちに涙で一杯になった。 「ノエルは君の身を案じているだけだ。邪魔だなんて思ってはないよ」 ワグナスの慰めも、火に油を注いだ。 「ワグナス様まで、私を除け者にするのね。ひどい、ひどいわ。ここまで一緒に来たのに」 こうなると止めようがないのをノエルはよく知っていた。 「ワグナス、この子も仲間に入れてやってくれ」 「どうして私に声を掛けないのですか?」 ワグナスとノエルは顔を見合わせた。 「君はこういうことには興味がないだろうから……」 ノエルの言葉をボクオーンは遮った。 「君たちの人選は明らかにミスだ、戦略に欠けている。 ダンターグ、スービエは力が強いだけだし、ロックブーケの必要性は……ゼロだ。 このグループには私のような頭脳が必要とされている。君には分かるよね、ワグナス」 「俺を置いていかないでくれ!」クジンシーは叫んだ。 「はっ、虫けらが」ダンターグは軽蔑して唾を吐いた。 「お前は戦力にならん」ボクオーンは相手にしなかった。 「やめてよ、寄らないでよ」ロックブーケは気味悪がった。 「お前は来なくていい」スービエは厳しく言った。 「君は十分働いた」ワグナスの優しい声には拒絶があった。 「頼むよ。俺にも力をくれよ」クジンシーはノエルにすがりついた。 以下このゲームの根幹に関わるネタバレ注意。 ……逃がさん…… ……お前だけは…… 2)ロマンシング サ・ガ2のラスボス。 1)の七英雄の本体である。 実は七英雄は「吸収の法」以外にあるもう一つの秘法を用いて戦っていた。 本体は別の場所に隔離しておき、用意したコピーの肉体で行動するのである。 (そのため、個々に戦う七英雄はロマサガ3の四魔貴族の影に近い存在と言える) もし活動しているコピーの肉体が最後の1人になると、その者は本体を死守する「血の誓い」が課せられている。 言わばバックアップを取ることで、不慮の事故へと対応したのである。 七英雄を完全に討ち果たすには、彼らを次々倒して、最後の1人が本体の死守に移った所を突き止めて本体を倒さなければならない。バレンヌ帝国の皇帝が直接的に被害を受けていないノエルやワグナスを倒さねばならなった理由がこれである。 そして、皇帝によって全ての七英雄は倒された。 あとは、七英雄の本体を破壊するだけ……とはならなかった。 七英雄は互いに吸収の法を使い合うという荒業により、全ての力を結集・融合して皇帝に最期の戦いを挑んだのである。 このとき皇帝は最終皇帝であり、伝承法を行い過ぎてこれ以上伝承法を使えない体になってしまっている。 よって、負けた側が滅ぶという文字通り最期の戦いとなっている。 その姿は……まぁ実際に見てもらいたい、あまりの異形っぷりにびっくりすると思うので。 また、その強さであるが、何も知らずに突っ込んだときの圧倒され具合、絶望感は RPGのラスボスの中でも随一であり、きっとトラウマになっている人も多いだろう。 多くのゲーマーが挫折したある種の鬼門とも言えるボスである。 まず、恐ろしいのはかなりの長期戦になると同時に徐々に相手側が強くなっていくという点。 七英雄戦はまずロックブーケのみの状態からスタートし、 ダメージが一定値(たしか6000?)与えられるたびに七英雄が一人ずつ追加され攻撃回数が増えていく。 そして七人揃った段階で改めてHPが65535(ハードの限界的な最高値)に設定され直され、ようやく本番となるのだ。 …全員集結したことにより全員の得意技が飛んでくる可能性があるので、まごうことなく最強である。 スービェからのメイルシュトローム、ダンターグからのストーンシャワー等強力な全体攻撃、 クジンシーからのソウルスティールという即死攻撃、ロックブーケからのテンプテーションという全体ステータス異常技を駆使してくる上に、 それらの攻撃が七英雄が全員揃った最終形態になると最大7回行われるのだから恐ろしいと言う他ない。 ボスキャラ7人が合体して7人一斉に攻撃してくる、と言うとそのトンデモな強さが分かるだろう。 (注意!:この行動回数は総戦闘回数に依存するので、総戦闘回数が2500回未満だと脅威の7回行動は発生しない。最高ランクの敵が出てくるのが戦闘回数900前後と書けば、2500という数字がいかに多いことか想像できよう) しかし、準備がしっかりできていればこの怪物にもまともに戦い、勝利することが十分可能である。 逆に言えば初見で何も知らない状態だと大体何かしら分からずに詰むということでもある。 特に七英雄戦前の警告を無視して冒頭のセリフを言われた方は反省して大人しく封印の地からやり直そう。 言い出すとキリがないので、慣れていない方はとにかく陣形・見切り・術の3つを意識して準備しよう。 まず陣形としてだが、術を鍛えて「エリクサー」「リヴァイヴァ」「光の壁」などがあれば 陣形ボーナスが大きく、素早く動けるものが多くなる「アマゾンストライク」や「デザートフォックス」辺りが最も安定して戦える。 「光の壁」のために一人割くのが嫌なら「ムー・フェンス」で持久戦で挑むのもよい。もちろん火力に自信があれば「光の壁」なしでごり押すのも可。 一方で、発売当時最強との呼び声が高かった「ラピッドストリーム」。 全員が固定の順番で必ず先生攻撃できるが、代わりに行動後は全員が強制スタン状態で状態異常防御は0になり眠り、麻痺、魅了等に掛かる確率は激増してしまうという、ハイリスクハイリターンな陣形。 一人欠けると絶対先行の効果を失う上に素早さ半分の鈍足陣形と化すため、七英雄の攻撃力に圧殺されると手詰まりになり易い。 重要な近接攻撃の威力増加がないのも扱い辛いと感じる要因。 先制の一手で確実に殺し切れれば問題ないのだが七英雄本体相手にそんなことができる訳もなく、確実に何度も反撃を喰らうため、ラスボス戦ではかなり扱いの難しい陣形。 唯一、ラスボス相手でもラピッドストリームを活用して相手の反撃の一切を封じる手段として「クイックタイム」を使うという方法があるが、これもかなりハードルが高い。 クイックタイムは水の最終術で「そのターンの敵の全ての行動をキャンセルし、その後術レベルに応じたターン数だけ先制効果を付与」というもの。 後者の効果についてはラピッドストリームを使っているならば意味が無いが、肝心なのは前者である。 敵の攻撃をキャンセルするという効果の都合上、相手より先に発動しなければならないが、普通はクイックタイムの先制効果を受けた2発目以降にしか決まらない効果のところ、ラピッドストリームの効果で初手から決めていこうというものである。 これはラスボス相手でも有効であるため、理論上、第1ターンから相手が死ぬまでクイックタイムを連発し続けられるならば、相手が7回行動だろうと何だろうと一切の行動を許さずに完封できる。 とここまでなら完璧な戦法のように聞こえるかもしれないが、そうは問屋が卸さない。 クイックタイムは1発で36もJPを消費する大技であるため、「相手が死ぬまで連発」するのはかなり難しい。 JP消費自体が大きすぎるのに加え、ラピッドストリームは火力増加の効果が何もないため他の陣形に比べて低火力になりやすく、 さらに毎ターン誰か1人はクイックタイムの詠唱をしなければならないため、4人でしか攻撃できない。 必然的に真っ当に戦うよりターン数はかかってしまいやすいため、それまでクイックタイムを連発し続けられるだけのJPの確保が絶対条件になる。 慣れてきたら他の陣形で倒すのにも挑戦してみよう! 次に見切りはソウルスティールとテンプテーションが必須。 まあ例によってテンプテーションは男性を外せば回避できるのだが、そんなの嫌なら前世代で是非見切ること。特に最終皇帝男の人とかは特に。 他にも七英雄は多種多様な技を使うので思わぬ見切りが有用になる。(催眠見切りとか) ただし、ボクオーン出現以降は最悪のパターンである「動くな」による麻痺からのソウルスティールや、 全体睡眠からのソウルスティールを食らう可能性があるので油断は禁物。 できれば「混乱」あたりの状態異常対策も忘れないようにしたい。 なおアビスゲートからのアストラルゲートは回避不可能かつ解除不可能(喰らった味方が行動するまで)。 もし軍師が喰らったら味方にギャラクシーが降り注いて全滅してしまうので、狙われにくい位置への避難や魔石の指輪・ソーモンの指輪なんかの使用を検討したい。 そして術だが、正直言ってアマゾンストライク等の強力陣形と術が2,3個あれば七英雄は楽勝である。 特にだれでも知っている救済措置「クイックタイム」はその筆頭である。 それが無くても「リヴァイヴァ」と「金剛盾」があれば大体どうにでもなってしまう。 それ以外にも有名所の「ラピッド霧隠れ」「ラピッド光(or炎)の壁」によっていくらでも七英雄戦は楽になる。 「光の壁」は自動防御されるメンバーが多く、素早さ上昇効果も備えているインペリアルアローで行うのが効果的、 先制に成功すればダメージを4分の1にすることが出来る。 特にロマサガ2は術が強力なゲームなので、他にも「エリクサー」「クリムゾンフレア」「ソードバリア」「妖精光」「金剛力」などがあれば攻略はグッと楽になるだろう。 前述の通り、ラスボスは最初1回行動であり、ダメージを与える毎にどんどんパワーアップする。 雑魚から油断ならない大ダメージを貰って速攻戦術に走りがちで、盲点になってしまいがちなのだが、 この戦いを楽にするのなら、 最初に補助技や補助術を使い込んで味方を強化し、万全の体制を整えてから攻撃を開始する のが定石である。その際、WPも温存できると心強い。 ……が、情報無しで挑むとこれらの重要性に気付ずに力押しでゲームを進めてしまい、結果詰んでしまう。といった事態に高確率で陥ってしまう。 特に術については深刻で、初期術のあんまり強くない感じから術の重要性自体になかなか気付かず、 従ってそれにすら頼れない人も多かったのではないだろうか? 逆に対策が整っていれば嘘のように簡単に勝ててしまうラスボスでもある。 上に書かれている数々の対策のうち半分ぐらいでも整っていれば普通に勝つことが出来るだろう。 もしこの項目を見て「あ、これならどうにかなりそう!」と思った方は、 ぜひ再びスーパーファミコンに電源を入れてあげてもらいたいと思う今日このごろである。 ソフトの電池切れでセーブ機能が使えなくなっている可能性もあるが。 「……(電池切れでも)泣くなよ」 「データなど何万回飛んだか知れないよ」 とはいえ、最近ではスマホやVitaなどでプレイが可能となっている。 そちらには新イベントなども実装されているので、当時のデータでプレイしたいのでなければこちらの方がいいだろう。 ◆余談◆ 七英雄コラ ウオンウオン……(浮遊城内部。玉座に座ったワグナスが過去を回想する) ノエル「ワグナス! 評議会は我らの術を異端術法と決定したぞ!」 ワグナス「……ダンターグめ! あんな巨大な怪物と同化してみせるなど」 ノエル「……奴を責めることはできまい。あの術法を試すように持ちかけたのは俺たちだ」 ボクオーン「わかっていただろうに。のう、ワグナス」 ワグナス「ボクオーン」 ボクオーン「あの気の弱い連中が人間と怪物が同化する術など認められるものか」 ノエル「では我々に何の手立てもないまま、彼らを守って戦い、死ねというのか!」 ボクオーン「そうじゃ、それが評議会の言う「正しい人間」の一生だ」 ワグナス「自らは剣もとらずに、我らに戦わせておいてか」 ロックブーケ「ノエルお兄様! 北の都がタームに襲われているわ!」 ノエル「よし」チャキッ ボクオーン「行くのか」 ワグナス「……死ぬなよ」 ノエル「タームなど何万倒したか知れないよ」 元ネタは徳間書店より発売されているコミカライズ版ロマサガ2。 ゲームと違い、アバロンに浮遊城を進行させているワグナスの回想シーンの中で、 七英雄の同化の術が古代人の評議会によって異端術法とされ彼等がそれについて話し合うシーンがあるのだが、 ふたば☆ちゃんねる掲示板でそのシーンのセリフを改変した「七英雄コラ」なるものが流行。 流れとしては上記にもあるように、 ①ノエルが他のメンバーに何かしらの報をもたらす ②それに対し憤るワグナス ③それを諌め理を説くボクオーン ④不満を募らせるワグナスとノエル、 ⑤そこにロックブーケから火急の報が知らされる ⑥ノエルがそこに対処すべく剣を持つ(チャキッ ⑦ボクオーンとワグナスから見送りの一言 ⑧ノエルがキメのセリフを放つ ……というもの 本来であれば異端として不当な扱いを受けながらも戦う悲壮なシーンのはずが、 AVやアニメや特殊性癖について語り合うギャグシーンと化してしまった。 そのため極々一部の界隈では、七英雄といえばロマサガ2のラスボスではなく、 日々エロ談義で盛り上がる変態集団という誤ったイメージが定着しているとか。 他にも梅酒を作ったりチョット昔っていつなのか議論したりと様々である。 言うまでもないことだが公式とは一切関係無いので注意。 ちなみにこのコラ画像、七英雄コラと呼ばれているにもかかわらず、名前だけ言及されるダンターグを加えても5人しか出てきていない。 他に「皇帝一行とダンターグの会話」「蝶形態ワグナス・いか形態スービエ・ノエル・ロックブーケたち4人の会話」「皇帝一行と古代人の町の人々の会話」といったシーンもそこそこ七英雄コラ素材に使われる。 (クジンシーが登場しているシーンのコラは稀。嫌われ者ェ…) ↓以下改変例 ウオンウオン…… ノエル「ワグナス! アニヲタwikiでも我々のコラ画像について記述されているぞ!」 ワグナス「wiki籠もりめ! いらんこと追記しおって!」 ノエル「奴らを責めることはできまい。あのクソコラを定着させたのは二次裏のとしあきだ」 ボクオーン「わかっていただろうに。のう、ワグナス」 ワグナス「ボクオーン」 ボクオーン「あの悪ふざけ好きの連中が、こんなオイシイ駄コラを見逃すものか」 ノエル「では我々に何の手立てもないまま、趣味をさらけ出せというのか!」 ボクオーン「そうじゃ、それがとしあきの言う「正しい七英雄」の姿だ」 ワグナス「自らはPCの前で、我々の日常を楽しんでおいてか」 ロックブーケ「ノエルお兄様! アニヲタwikiのメンバー権限を取得しましたわ!」 ノエル「よし」チャキッ ボクオーン「書くのか」 ワグナス「規制されるなよ」 ノエル「IP規制など何万食らったか知れないよ」 追記・修正はモンスターと同化してでも力を手に入れ、次元を超えて放逐されてでも帰還した人からお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ダンターグは簡単に言うと、近くのダンジョンに出かけてモンスターを吸収して強くなるので、皇帝がダンジョンに先回りしてボス倒せば、あいつ進化しないって事だ -- 名無しさん (2018-01-05 16 17 57) 他の七英雄はわかるけど -- 名無しさん (2018-05-17 00 52 08) ↑ミス 他の七英雄はわかるけど、ロックブーケってなんで人間にしか効力がないテンプテーションを習得したんだろう(一応攻撃術もあるが)。 -- 名無しさん (2018-05-17 00 57 37) 身内とはみ出し者しかいねえ。 -- 名無しさん (2018-10-15 13 18 54) ノエルが一見高潔な人格者に見えるけど、明確に侵略目的な他の奴らと違って、素で「街中をモンスターがうろついていれば、普通に考えて住人は怖がる」という事に思い至らない辺り、完全に本人ら無自覚で古代人の恨みを買ってそう -- 名無しさん (2019-09-21 15 25 39) ↑モンスターを使ったのは失敗だった、と何が問題かは理解してるし、手駒としてある程度言うこと聞くから大丈夫だと思ったんだろうな。モンスターを吸収してきた事でモンスターへの無意識の認識がずれてきてるのかもね。 -- 名無しさん (2019-11-27 15 03 55) スービエがロマサガRSで海の主の娘とフラグを立てていたことが判明。母ちゃんの頑張りは無駄やったんや… -- 名無しさん (2020-01-02 14 58 20) 項目内ではボクオーンが計画たててたのにクジンシーときたら扱いだけど、クジンシーもソーモンをしっかり基盤にしてるし、帝国はアバロン1都市にまで弱ってるんだから、アバロンを攻撃するしかないことない? -- 名無しさん (2020-01-12 00 04 53) ノエルは話が通じるみたいな扱いだけど、他の奴らに被害を抑えるよう説得するでも展開する魔物を減らすでもなく謝っただけだぞ。悪いなんて思ってない。あと、「頭を使った行動ができる」「会話ができる」がまともな条件ならジ・エーデルやコーウェン&スティンガーもまともだわ。全員揃って人間を喋る虫けらとしか見てないんだよ。 -- 名無しさん (2020-02-17 19 05 42) 自分のゲーマー経験値の蓄積を実感できる良ラスボス -- 名無しさん (2020-02-29 17 47 24) リユニは本編と齟齬もけっこうあるから、そういったifとしてみれば結構面白いし、七英雄の新たな側面が見えて面白い -- 名無しさん (2020-06-30 16 17 41) 実際人語を喋るえらい厄介な虫もいる世界観だしなあ -- 名無しさん (2020-10-12 07 21 50) ↑6 アレはRSオリジナルじゃなくてインサガとか舞台とかそっち初出の描写じゃなかったか? -- 名無しさん (2020-10-12 08 23 44) ノエルというか七英雄にとっての「人間」は古代人だからなあ。皇帝はじめその他大勢は奉仕種族のなれ果てだし、猿みたいなもんでしょ。 -- 名無しさん (2020-10-15 18 52 37) 「人間」自体を憎んでいる感じはしないな。ヴァイカーやギャロンのように七英雄の配下になったりサイフリートのように取り入ろうとした人間もいるし。(人間系の敵の大半がそうか?) -- 名無しさん (2020-10-16 16 28 04) 七英雄自体が人間らしすぎてね。サガシリーズ全体に言えることだが普通の人間が強大な力を前にして増長してしまった結果だ -- 名無しさん (2020-11-27 04 00 22) まー、でもノエルにとってロックブーケは守る対称なわけだから、ボクオーンの言う通り一緒に戦う必要性はゼロだな。本末転倒といってさえいい。 -- 名無しさん (2021-01-13 00 27 15) リマスターで追加されたダンジョンの7英雄の記憶からすると、古代のモンスターは同化の法で歪んだ古代人そのものを駆逐するためだけに何者かによって生み出された疑惑が… -- 名無しさん (2021-03-26 08 26 48) 「……逃がさん…… ……お前だけは……」←訳:最終決戦で敵前逃亡すんな -- 名無しさん (2022-03-30 16 41 21) ↑21一応、Ver3だと「厚化粧が通じる相手は限られている」になってる。召喚側は辛辣に対応してるが。 -- 名無しさん (2022-06-28 00 05 40) ↑12ジ・エーデルだのスティンガーとコーウェンだの、幾らなんでも七英雄sageしようとする魂胆が丸見えだぞ? -- 名無しさん (2022-07-02 02 41 11) ラストバトルのBGMかっこいいよなぁ。今でもよく聞く -- 名無しさん (2022-11-21 13 02 12) クイックタイム連発で倒された場合は、七英雄側も何が起こったかサッパリ分からず絶望感半端なさそうだな -- 名無しさん (2023-04-12 21 16 05) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-05-04 18 48 45) コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2023-07-31 16 56 20 今更だけどなんで七英雄の伝承って現代になっても残ってるのだろうか?世界を救ったのは古代人が世界中にいた当時だし、その古代人にしたって生き残ってはいたんだから七英雄の脅威を伝説として残す(ある意味では自分たちに都合のよい歴史解釈を交える)ことだってできたはず -- (名無しさん) 2023-08-12 12 07 20 大半の古代人にとって現代人のことなんてどうでも良かったからじゃないかな。あくまでも現代人の先祖が又聞きでもしたものがそのまま放置された伝承という印象。 -- (名無しさん) 2023-08-12 13 55 53 政争とかで謀略に巻き込まれたりして不幸な死にかたをした魂を鎮めるために、後世に奉りあげられることがあるらしい(菅原道真や六歌仙がそうだとか)。異次元追放というくらいだから島流し程度のものではなく、その当時はもう二度と戻ってくることはないとも考えていただろう。特別に持ち上げることはしていないようだけど、貶めることもできなかったのではないかと思う。 -- (名無しさん) 2023-08-12 14 45 12 ↑3七英雄放逐と古代人の異世界移住はそんなに時期がズレてないはずだから、現人類の祖先目線での出来事(七英雄が悪いモンスターをやっつけてどこかへ去った)だけが伝説として残ったんじゃないのかな? -- (名無しさん) 2024-05-12 14 04 54 サガシリーズで一番うまくやれてる古代の英雄は、アンサガのイスカンダールになるのかなぁ。リースの協力があったとはいえ介入しすぎはかえって世の中のためにならないと悟って、極力他所の次元では傍観者に徹してよほどのことがない限り助力は助言程度にとどめて現代人の判断を尊重している -- (名無しさん) 2024-05-12 16 34 10 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2011/04/25(月) 01 41 47 更新日:2024/06/09 Sun 11 28 42NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ☆ えびボクサー エビ ザリガニ ハサミ ボストン ロブスター ロマサガ ロマサガ3 ロマンシング サ・ガ3 人外 ロマンシング サ・ガ3に登場する最果ての島の住民で仲間キャラの一人。 プロフィール 肩書き:ロブスター 年齢:?歳 性別:不明 宿星:辰星(商人の星) 得意武器:素手 所有陣形:玄武陣 性格はクールで、どこか哲学的な雰囲気を醸し出した言動が特徴。 公式イラストでは両膝に☆印があり、ドット絵では背中にも見られる。 まあザリガニなんですがね 実は最果ての島にはロブスター族と呼ばれる、その名の通りまさにザリガニのような姿をした住民しか住んでおらず、ボストンとて例外ではない。 ザリガニのようと書いたが実際顔はメトロン星人のような感じ。ちょっとキモい。 ボストンの年齢や性別は不明。この見た目でわかってたまるか。 仲間にするにはバンガードを発進させたあとに行ける最果ての島で話し掛ける必要がある。 他のロブスター族はバンガードについては言及しないが、ボストンのみやたらと興味を示し、自分もバンガードに乗りたいという理由で仲間になってくれる。 また、前述の通り台詞は少ないものの(というか最果ての島とラスボス前のみ)、結構かっこいいものなので見た目とのギャップに驚く人も少なくない。 なお、居場所が最果ての島であるという関係上、最果ての島にいる水龍を倒さないままフォルネウスを倒す、つまり最果ての島消滅イベントを起こしてしまうと行方不明になる。 既に仲間にしていた場合は引き続き仲間でいてくれるが、最果ての島が消えた後に仲間から外すと二度と仲間にできなくなる。 ステータス 【能力値】 最大LP 17 腕力 16 器用さ 13 素早さ 20 体力 19 魔力 21 意志力 17 魅力 9 閃き 体術タイプ 【特殊能力】 通常の「パンチ」の代わりに固有技「ハサミ」を使用可能。 「カウンター」使用時、与えるダメージが2倍になる。 玄武術以外の地の術を覚えることができない。 【固定装備】 ロブスターメイル 分類 身体 物理防御 25(殴防御:12) 魔法防御 5(状防御:10) 重量 0 耐性 水 回復地相 玄武 術強化 玄武術 ステータスはわりかし良く、素早さが高めで体術向き。魔力も高く、いわゆる万能型。 それ以外も器用さが低い点以外はそれなり。魅力は極端に低いが、性別不明ゆえに魅了が効かないため実質ノーデメリット(*1)。 同じ理由で有効判定が性別依存になっているラスボスのフェイタルミラーが通用しない強み(*2)もある。 玄武術のレベルが高いのもベネ。閃き適性は体術である。 しかし、固定装備のロブスターメイルがなかなか曲者。 効果としては パンチがハサミの攻撃になり、カウンターが強化される 水耐性 玄武地相回復 玄武術を強化 と、ここまでは問題ないが、なんとこれは装備部位が身体であり、つまり鎧である。 そのため、竜鱗の鎧やヒドラレザーなどの強力な鎧系が装備できず、特に殴属性と魔法には極めて弱い。 ちなみに回復地相はアクセサリー>鎧>服>小手の順に優先されるため、骨の腕輪装備では回復地相がアビスにならないという非常に地味な欠点がある。 普段はまず気にすることはないが、アビス装備が重要になるラスボス戦へ彼を連れていく場合には、一応注意。 「ハサミ」とボストン版「カウンター」の効果は簡単に言えば「与えるダメージが2倍になったパンチとカウンター」。 言うまでもなくわずかなWPで使える技にしてはかなり強力。 より厳密に言えば、「ハサミ」「カウンター」にカーソルを合わせて行動を選択したターン中、ボストンが相手に与える全てのダメージが2倍になるという仕様。 そのためハサミに対して銀の手の追撃を発生させた場合は追撃のダメージ分も倍加されるし、選択ターンにフリーズバリア等の反撃ダメージを与えた場合、それにも2倍の補正がかかる。 倍加されるタイミングはダメージ計算の最後の方であり、ハサミで与えるダメージをよく見てみると、基本的に偶数しか出ていないことが分かるはず。 (なお、SFC版ではハサミまたはカウンターにカーソルを合わせた状態で「防御」をした場合でも、フリーズバリア等による反撃ダメージが2倍になったりする) 特に銀の手の追撃には、陣形やシャドウサーバント等諸々の威力の補正が2乗されてかかるという仕様がある(ただしハサミによる倍加は例外)ため、それらの補正をかけた上でハサミ+銀の手で攻撃すると、各武器の大技に勝るとも劣らない大ダメージをたたき出す。 もちろん強力な片手武器を持たせたうえで、その武器のレベルを相応に鍛える必要はあるし、「銀の手による追撃が起こる」=「盾を装備していない」という事なので、元々甘い防御がさらにゲロ甘になってしまう欠点もある。 魔王の盾ならば装備していても追撃が発生するので、銀の手と魔王の盾を合わせる手もあるが、その場合魔王の盾の効果によってシャドウサーバントまでも無効化されてしまう。悩ましい。 また結局補正ありきの強さなので、誰かが倒れて陣形が崩れた状態や、シャドウサーバントを張る暇もない状態、控えメンバーがおらず増幅レベル補正を受けられない戦闘ではフルパワーにはなれないといった脆さも持つ。 と、色々書いたが、要は「銀の手と片手武器持って盾捨ててハサミ使うと強い」「それに加えてシャドウサーバントかけてスペキュレイションの前の方に立たせてあげるとめっちゃ強い」(ただし守りは犠牲になる)と覚えておけばだいたい間違いないだろう。 体術使いとしてはハサミとカウンター自体は強いのだが、肝心の腕力が低めなため、それ以外の技ではエレンやハリード、ようせい、ロビン(細)、レオニード、ノーラ、シャール(銀の手)なんかのメンツに比べるとどうしても威力が低くなってしまう。体術に成長補正が無いのも痛い。 魔力は高いと書いたが、玄武術は攻撃手段としては弱いため、回復・補助専用になってしまいがち。素早さも高いためサポート役としては優秀だが、その場合守りの弱さが気にかかる。 (余談だが、術詠唱時のポーズはFF6のガウと同じである。) 所持陣形は珍しい玄武陣だが、上述の通り少し性能にクセがあるので陣形を手に入れたら本当にバンガードに乗せただけで別れる不届き者の被害に遭っている。 しかしながら全キャラ中でも強烈な個性があるため、レオニード、ようせい、ゆきだるま、ぞう、ティベリウス、バイメイニャンなんかのイロモノ個性派とともに冒険をさらに楽しいものにしてくれるだろう。 ネタ抜きに台詞はカッコいいし。 エンディングでは滝のあった場所を見ながら静かに佇んでいる様子がうかがえる。 「最果ての島から終末へ‥‥おもしろい」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 甲殻類はイケメンポジションでも問題ない! -- 名無しさん (2013-12-25 14 03 19) ボストンと言えばカウンターを連想する -- 名無しさん (2014-05-12 22 40 21) 口調的に男性っぽいんだが、女性の可能性も微レ存…? -- 名無しさん (2014-09-07 03 22 30) ようせい・ぞう・ゆきだるまと違って個人名が存在する。 -- 名無しさん (2014-09-07 07 14 19) とある縛りプレイでは大活躍 -- 名無しさん (2015-01-27 20 58 30) て言うかこの人、こと戦闘力に関しては最強キャラの一角なんだよな。 -- 名無しさん (2015-06-11 13 09 16) ぶっちゃけ高い耐性込みでもこいつよりゆきだるまの方が体術使いとしても単純な強さにしても数段下なんだかな(キャラの面白さはともかく性能としては固定装備の永久氷晶が優秀なだけ) -- 名無しさん (2015-08-14 01 11 07) ボストンかっこよすぎ -- 名無しさん (2015-08-19 22 20 43) ネタで最終戦まで連れて行ったら格好良すぎ濡れた -- 名無しさん (2015-12-01 20 36 59) FEのリョウマと同様強いエビか -- 名無しさん (2017-10-18 02 49 48) 一人称私の少し硬めの口調の女性、と見ても特に違和感はない(名前からして男性っぽいが) -- 名無しさん (2020-01-17 06 19 19) 名前 コメント
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◆04. 【アフマドとハルーン】 『ミンサガ』では、エスタミルの太守アフマドはウハンジ、タルミッタの太守ハルーンは、トゥマンという名前に変更されている。 元々ロマサガでは、クジャラートは元ネタはクム(中国)なのに地名はインド、人名やキャラデザはアラブ世界という非常なチグハグさだった。(加えてバファル帝国人のデザインはエジプトだった) それが『ミンサガ』では原作のクムの影響が強くなってロケーションは中国とアラブのミックスされたスタイルに変更され、首長の人名は2つとも差し替えられてしまった。では、なぜ人名を差し替えたのか? 実はハルーン・アッ=ラシード(هارون الرشيد)とは、『千夜一夜物語』などで8世紀、全盛期のアッバース朝に君臨した偉大なる帝王の名である。アフマド(احمد)にしてもただアラブの男性名というだけでなく大預言者ムハンマドの異称の中でも特に重要な名前である。 対して『ロマサガ』では、アフマドは奥方の眼を盗んでよそから誘拐してきた女でハーレムを作るスケべ男、ハルーンは政敵の無実の娘をさらって生贄に捧げる陰険な狂信者として描かれており、どちらもイメージが悪い。 『ロマサガ』は元々国内のみの発売であり、リメイク版『ミンサガ』において初めて海外展開する。そのためミンサガの海外名は「Minstrel Song」のついていないRomancing Sagaである。 海外展開ともなると、当然宗教的価値観にうるさいイスラム世界の反応も視野に入れておかねばならない。そのような意味で、イスラム世界において偉大な存在とされるハルーンやアフマドの名は変更されるはめになったと考えられる。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ .
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◆01. 【カクラム砂漠】 今度は『グイン』の砂漠地方について見ていく。 『ノスフェラス』──『グイン』の舞台であるキレノア大陸最大の大砂漠。見渡す限りの曠野であり、中原諸国の支配の及ばぬ無人地帯である。いわゆるスライムである不定形生物イドや巨大なサンドワームなど、恐ろしい怪物が棲息し、人間が足を踏み入れればたちどころに餌食にされてしまう。 ちなみに『グイン』でこれらの生物が登場したのは、初代『FF』発売の7年も前の事。いっぽう『ロマサガ』でも巨大なサンドワームやゼラチン (スライム)が敵として登場する。 ノスフェラスの奥地には深さ数キロほどもある巨大な穴があり、その底には太古に宇宙から墜落した星船が埋まっている。星船の中はスライムで満たされ、いまだに操縦者である異形の生物らが冬眠している。 ノスフェラスは太古に栄えていたカナン帝国の帝都があった場所で、帝都は消滅したが、今でも幽霊が住み着いている。 一方で『ロマサガ』でノスフェラス大砂漠に対応するのは『カクラム砂漠』であろう。『ロマサガ』の舞台であるユーエン大陸最大の大砂漠だ。 カクラム砂漠の名前の元ネタは中国の中国の新疆ウイグル自治区、タリム盆地にあるタクラマカン砂漠だろう。 タラール族の名前の元ネタであるタタール族が住むガレサステップの名前の元ネタであるガザフステップの南西部に広がる死の大砂漠である。その名は「無限の死」を意味し、これを縮めたタクラムがカクラム砂漠の名前の元ネタと思われる。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ .
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【登録タグ RPG SFC ネタ重視 個人 未完】 ロマサガ3を普通にプレイ 【元ネタ】ロマンシング サ・ガ3 【作者名】いぬくん 【完成度】未完 【動画数】 【part1へのリンク】http //www.nicovideo.jp/watch/sm1114814 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/2659728 【作品の傾向】ネタ重視 【備考】 名前 コメント
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◆06. 【凍結湖の妖精】 『グイン』ではクインズラントには、 300年前にこの地にやってきた タルーアンのスヴェンとは別の民族が住んでいる。 氷人と呼ばれる、髪も肌も真っ白な 氷の精霊のように見える背の低い人々で 氷点下の世界を薄着で過ごしている。 女王の語るところによると、はるか昔に 南方から移り住んだ人々の末裔らしい。 『ロマサガ』でも凍結湖には 100年前にこの地にやってきたフリーレとは 別の存在が住んでいる。 髪も肌も真っ白な、背の低い 氷の精霊である。本人の語るところによると、はるか昔に カクラム砂漠からやってきたらしい。 『グイン』。 突如として大地が鳴動し、氷の地面が割れ、その底に氷海が現れる。スヴェンや氷人たちがそこへ落下し、心臓麻痺で即死する。 幸いクリームヒルドの城が水没する事はなかったが、『ロマサガ』では地底に湖があったり、凍結湖に城が沈んでいたりする。 リメイク版『ロマサガ』。凍結湖に氷の妖精が現れ、故郷はカクラム砂漠の地底の湖だと言いだすイベントがある。 凍結湖も地底の湖も元ネタは『グイン』の地底の国ヨツンヘイムの氷海である可能性があり、 もしそうなら2つの湖は同一場所だった事になる。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→
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◆04. 【ヴァンパイアと聖杯】 その他、『ロマサガ』には聖杯も登場している。 聖杯は『最後の晩餐』で用いられた杯だが、その後磔刑になったイエスの血を受けたとかその杯に湛えたを飲めば不老不死になるとかいった伝説が付与された。 その神秘性ゆえに、疫病の蔓延と迫りくる死から救済を希求する庶民たちによって求められ、『アーサー王伝説』をはじめとして、12~13世紀には西欧で聖杯を探し求める多くの物語が作られた。 また、『ロマサガ』にはヴァンパイアが登場する。ウエストエンドに巣を構えで長い眠りについていたがある時突然目覚めて人々を襲うという設定である。 吸血鬼の伝説は世界各地にあるが、特にヴァンパイアと言う場合、それはキリスト教ナイズされたシンボルとしての反キリストをさす。 ヴァンパイアの語源は11世紀のスラヴ語のヴァンピールであり、元々欧州における吸血鬼とは、単に蘇った屍体に過ぎず、いわゆるゾンビに近いものだった。それがキリスト教の普及によってさまざまな設定が付与された。これは吸血鬼が「キリストの反対の存在」として描かれたシンボルであるからである。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ .
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◆03. 【凍りついた守護者】 『グイン』。通常の人間なら1つすら突破できないであろう三つの試練を命からがら乗り越え、恐ろしい怪物たちを倒してようやく氷の城の地下深くに到達したグイン一行。 小人モルフキンもグインたちを利用し、通常なら突破できない怪物たちとの戦いを、スルーしてついてくる。 『ロマサガ』。凍りついた城の内部には大量にモンスターが徘徊しており、 主人公たちはそれらを倒して地下へと進む。 バトルの大部分は主人公たちが引き受け、赤魔道師はほとんど労せずして城の奥まで進んでいく。 『グイン』氷の城の奥には巨大な氷塊の中で睡る、凍りついた美女がいた。彼女こそはヨツンヘイムを統治する女王クリームヒルドだった。 女王の霊体が語るところによると、ヨツンヘイムのさらなる地下深くには 世界を滅ぼす力を持った兵器がある。自分はそれが悪人に利用されないよう護っているのだという。 『ロマサガ』。氷の城の最深部に到達すると、そこには凍り付いた美女フリーレがいた。 彼女はこの城に封印された魔剣オブシダンソードが、 悪人に利用されないよう護っているのだという。 オブシタンソードはディスティニストーンの1つであり、世界を滅ぼさんと企む封印された邪神サルーインに捧げる事でその力の一部を解放できるらしい。いわば世界を破滅に導く道具である。 『グイン』では氷雪の女王クリームヒルドは1000年前、温暖な地域に住んでいた、花を愛するただの少女だった。しかし巫女としてこの地に連れてこられ、神から授かった使命によって地下の兵器を今まで護り続けてきたと語る。 『ロマサガ』ではフリーレは100年前まで普通の人間だったが、最高神エロールに誓いを立ててこの地で魔剣を護り続けてきたと語る。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ .
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◆01. 【フロンティア】 『赤い街道』──『グイン・サーガ』で、3000年前に大陸全土を治めた古代の大帝国カナンが築いた赤煉瓦の道である。 カナン帝国は突然の星船の墜落と爆発によって一夜にして滅亡したが、世界各地を網羅し、はるか荒野の果てまで続くこの街道だけは残り、現代も多くの旅人が行き交っている。 『ロマサガ』でこれに対応するのがニューロードである。ユーエン大陸の西の端ノートポイントから西の果てウエストエンドまでを貫く赤い街道だ。 『グイン』でクムの西側のサンガラ山地を見たのとは反対に、今度はクムの東側を見る。そこは中原の最果てであり、長い間人の手の入らぬ未開地域であった。 だが、ヴラド大公の主導による開拓民らによって森が切り開かれ、数十年前にモンゴールという新興国家が築かれた。土地が痩せて住むには適しない不毛の地で、お世辞にも豊とは言えないが、移住者の第二・第三世代によって少しずつ開拓地域を広げつつある。 ただし妖魔がうろつくノスフェラスに最も近い半ば人外の地であるがゆえに、ルードの森にうろつくグールや死霊の集団、巨大猿、ケス川の向こうから攻めてくる類人猿の集団など、あちこちに魔物の巣があり、最前線の開拓民たちはその襲撃に悩まされている。 『ロマサガ』でモンゴールに相当するのが『フロンティア』と呼ばれるエリアである。例によって『グイン』とは180度逆の場所である、クジャラートの西側にある。 フロンティアはユーエン大陸の最果ての地であり、長い間人の手の入らぬ未開地域であった。しかしクジャラート主導によって多数の開拓民が入り、フロンティアと呼ばれる開拓地帯が拓かれた。 元々半人外の場所であるがゆえに、ヴァンパイアや伝説のジュエルビーストなど、あちこちに魔物の巣があり、最前線の開拓民たちはその襲撃に悩まされている。 『ロマサガ』の主人公の1人であり、この地を起点とするバーバラは、各地の魔物の巣を潰して回る事となる。 ← 前の記事へ TOP 次の記事へ→ . }